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3/24/2013

義憤にかられ、内部告発する

どうしても我慢出来ません。

あなたが女性なら、この事実を知っていましたか?

自分のお父さんに、お兄さんに、弟に、息子に、旦那に、また彼氏に、聞いてみてください。

「ねえ、男の人って、トイレの後、手を洗わないのが普通なの?」





そうなんです。トイレで観察するに、ざっくりいって、日本の男の3人に1人は、トイレの後、手を洗わず、洗面台は当然の顔をして素通りしています。


これはネットではすでに公然の秘密のようで、検索すればすぐに

「洗いません。自分のものは汚いと思わないからです」

「ヒトのは汚いとおもいますが、自分のは汚くないです」

「洗いません。理由は、洗わなくても死なないからです」

といった開きなおり発言がゴマンと見られます。


しかし、考えればすぐわかりますが、自分の手を洗う洗わないのは自由でも、職場とか学校でトイレを出た後、次にその手で何を触るのか、と思うと。。。オイ!!

懲戒免職とか退学にすべき事由を構成するのではないでしょうか!?

もしあなたが男性なら。。。 洗え~!!!!!

もしあなたら女性なら。。。。自分の家族や彼氏を問い詰めて、もし該当したら糾弾し、改心させましょう~!!!



3/22/2013

TOEFL導入は福音だ

5年後からすべての大学入試資格としてTOEFLの得点取得を義務付けるという動きは、入試センターにリスニングが入って以来の、大きなグッド・ニュースだ。

少なくとも高校英語教育にとっては。

高校生をTOEFLに対応できるように訓練せざるを得ないとなると、少なくとも今の訳読偏重授業は劇的に減るのではなかろうか。

日本語を使って説明するのは必要だし効率的なのだが、それは英語理解のための手段であって、和訳が目的ではない、ということが、英語世界ですべてが片がつくTOEFLの存在によって、ようやく高校現場にも根付くと期待する。

個人的には、韓国のように、大学の個別入試を禁止すれば、愚にもつかない和訳作業で時間を無駄にする高校生はいなくなると思うのだが。

ただ、アメリカのETSの作っているテストを日本の全大学受験生に受けさせる、というのは国としてどうなのよ? あまりに情けなくない? というのは大いにある。

おとなりの韓国は随分前から通称 Korean SAT といわれる自前のすばらしい統一試験を実施しており、こんどスピーキングテストも始める、というのに、我が日本はアメリカの一団体にマル投げ。。。

またセンター試験はどうなっちゃうの?

3/20/2013

山口新聞 記事自体をを削除

山口新聞に修正を要求したところ、なんと

ご連絡いただきました記事の件ですが、基本的にHPにアップロードされた記事は修正などはあっても訂正はいたしません。(数値の間違いや誤字などは直しますが記事内容そのものが違う場合に「訂正します」という文章はHPには掲載いたしません。)
訂正を、とのご意向に沿うことが出来かねますので、こちらの記事自体を削除するという方法をとらせていただきました。
ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

ということになった。方針だということなので仕方ない。が、記事の中の、私とは関係ない部分の方々には申し訳ないような気持ちである。

また、紙ベースの訂正記事にも今回の連絡にも山口新聞側からは「お詫び」的な表現は皆無であった。

3/19/2013

山口新聞 いまだウェブの記事の誤りを訂正せず

昨年11月に、



という、他の取材にまわる必要があった、という理由で、聞いていない講演をあたかも聞いたかのように、世間の常識に合わせて創作作文してしまった結果、講演者の主旨と180度違う内容を書いてしまった山口新聞(の一記者)。

山口県内に配られた紙ベースの新聞には、




という小さな訂正記事を載せたが、肝心の全国から見えるウェブ記事は上の通り、そのまま放置されている。

私は、間違いを恐れずに話して! などとは言っていない。

「間違いを恐れさせよ。間違ったら次からは間違わないようにさせよ。」 

と言ったのである。

ウェブの訂正は簡単なのだから、潔くウェブでも訂正するのが筋だと思われる。


バイリン メートヒェンのお墨付き

きょう、日独のバイリンギャル(じゃなくて、バイリン メートヒェン だけど)(13 Jahr alt)に会ってドイツ語を喋ってみたところ、発音は良い、といって貰えた。。。

やっぱり片言であっても音声学をまあ専門としている人間としては、発音に関しては譲れないからね。

大学生でドイツ語をとっている学生に何人か聞いてみたけれど、どうも日本のドイツ語の先生にも、英語の先生と同じく発音はどうでもいい、というスタンスの人も多いかも知れない。

私「Rの音には舌先を震わせる顫動音と、のど◯◯◯を震わせる顫動音があるけど、授業ではどっちにしろって言われてる?」

学生「どうせできないから気にしなくても良いって、言われました」

私 絶句 (それはアカンやろ。。。)

3/17/2013

研究の結果を「下ろす」研究者様

人の話を聞くと、十中八九イライラして我慢できずに要らん事を言ってしまい、また敵を増やすのが関の山なので、講演、シンポジウムの類には出来る限り足を向けないようにしている。

が、きょうは個人的な興味があってある研究会に講演を聞きにいった。初めて話を聞く講師だったのだが、わかりやすい話で内容も有益だった。早速試してみようかな、と思える話だった。

ちょっとしたことで質問させてもらったのだが、講演後に講師がやってきて、

「質問ありがとうございます。実は靜先生を初めて知ったのは◯◯◯◯年くらいに◯◯大の学会で。。」

「え?そうなんですか。」

「シンポジウムの後で発言されてましたね」

「え?何の話でした?」(ドキ!どの話だろう??)

「研究結果を現場に下ろす、という表現に対して、『現場に下ろすとは何ですか!!』と言われてましたね」

「ああ、はいはい、思い出しました!」
(あの時か。学会のシンポジウムで、大学の研究者のパネリストが、浮世離れしたような発表をして、かつ「研究の結果が出たらそれを現場に下ろして」云々という表現をしたのに思わず本当にブチキレてしまい、質疑応答で手を挙げて、 
「『下ろす』っていうのはどういうことですか?! 大学の研究が上で中高の教室が下だとでも思っているんですか? そういう意識だから現実の教室とはかけ離れたような研究になってしまうんですよ。もっと役にたつ発表をしてくださいよ!!」 
(ちなみに自分は大学に勤めて2~3年めだった) 
と会場を凍りつかせる発言をして、そそくさと会場を後にし、二度と学会の講演だのシンポジウムは行くまい、仮に行っても二度と発言しまい、と自分の大人気なさに自己嫌悪に陥りながら、誓ったのだ。 
(が、知っている人は知っているように、その後も、何度も似たような状況は起こしている。とにかく、以前は、現場に出たことがない大学院生や中高で教えたことがない大学教員が海外の文献をもとにしたような研究をして、その結果をもって、日本の中高の英語授業について上から目線での発言をするようなことがあると、自制が効かず、相手を一刀両断するような発言で噛みついてしまうことが多かった。)

「あの発言を聞いて、本当に共感しました。私もそういうスタンスですから。」

(ええええ!!)

「いやあ、お恥ずかしいです。ありがとうございます」


いやあ冷や汗モノだが、自分でもほとんど忘れていたあの発言を、そのように好意的に聞いてくれた大学の先生もいたのか。。。ありがとうございます。嬉しかったです。

でも、大人げないにしても、良いこと言ったね、オレも(^^)。


ICT活用の授業システムについて一句

面前の
 生徒に
  スマホで
   答えさせ

動機づけについて詠めり(修正しました)

やる気なき
  学生いまだ
    いたことなし
      動機にならぬ
        教師いるのみ
        (授業あるのみ)

修正版 (2013/03/19)


やる気なき
  学生いまだ
    いたことなし
      やる気ださせぬ
        授業あるのみ

3/15/2013

「音ティーチング」ブック&DVD 本日から注文できます

再度、広報させていただきます。

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学校専売品のため、書店店頭では販売しておりません。
お問い合わせ・ご購入についてはアルクサポートセンターまで。
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是非、ご利用ください。


アルクサポートセンター
TEL:03-6276-4501 FAX:03-5388-6165
E-mail:koukou@alc.co.jp




3/13/2013

あれから2年...


もういっちょう やるかと俺が言ったから
 2月10日は 骨折記念日

二年たち 痛みも失せて
 懸垂も 腕立て伏せも できる歓び 


3/07/2013

教授と教諭の差は。。。

教諭も教授も、やる気のある生徒・学生は一生懸命教えますが、やる気のない学生がいると、教授は放っておきますが、教諭はやる気を起こさせようとします。

提出物を出さない学生がいると教授は放っておきますが、提出物を出さない生徒を教諭は放っておきません。

だから、一言で言うと、教諭は教授になれますが、教授は教諭になれません。

教諭みたいな教授はいいですが、教授みたいな教諭はダメです。

3/06/2013

グイグイ指導するのをためらうのは...

友からの電子手紙に触発されて詠みけり

グイグイと 
  指導するのを 
    ためらうは 
       責任逃れか 
         自信のなさか

                  (おそらくは、その両方なりけり)



3/05/2013

『音ティーチング』シリーズ3月15日発売!

このたび、アルク(株)さんより、以下のブックとDVDを発売していただくことになりました。

どちらも入魂の一作です。

『ハンドブック』のほうは、英語教師として音声指導を効果的に行うための専門知識と実践知識を必要かつ十分な量満載した手引書です。音声学が敷居が高いと思っていた先生にも、これ一冊で英語授業で必要な内容はすべてわかります。またそれをどうやったら生徒に身につけさせられるのかについての「な~るほど!」tipsがいっぱい。

『DVD』のほうは、その実演プラス解説ですが、特筆すべきは生徒役として実際に中3と高1の生徒たちが出演して、ダメだしあり、達成感あり、の筋書きのないリアル授業になっている、ということです。教師と生徒たちの生き生きとしたインタラクションは必見!

どちらも『英語授業の心・技・体』の中の音声指導に関する部分に焦点をあてて、『心・技・体』出版以来の4年間で編み出したさらに新しい内容をも盛り込んだ、といった趣のものになっており、『心・技・体』のファン(?)はもちろん、私の本を読んだことのない方も、必ず満足していただける内容となっております。

是非、お手にとってご覧ください。 → pdfチラシのダウンロードはこちら





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『音ティーチングハンドブック』Contents

第1章 音声指導の重要性と効果的な指導法

第2章 音声指導法・超実践集

毎時限10分で行う音声指導

~『発音入門 音トレーニングドリル』を活用して~

語彙・フレーズの音声指導

音読指導の留意点41 <文法項目別>

1. 否定文、疑問文、強調・it 構文
2. 人称代名詞
3. 冠詞
4. 名詞
5. 動詞・時制
6. 助動詞
7. 副詞
8. 前置詞
9. 不定詞
10. 比較
11. 関係詞
12. 仮定法
13. 接続詞

音声指導法&活動例28

音声への敏感度を上げる
1. 留意点を「先取り」して行うプロアクティブ音読
2. ターゲット音に注目させてから行うハイライター音読
3. 特定の音を含む単語を挙げてから行う音読
4. あいまい母音を意識させてから行う音読
5. 本物・インチキリスニング

意味と音声を結び付ける
1. 日本語で意味を言ってから音読するクイック意味確認音読
2. 区切りを意識するセンスグループ確認音読
3. チャンク拡張音読

ペア活動での音声指導
1. 一人が補助役のペアド・Read & Look Up
2. Key Word Chart を使ったReproduction
3. 選択肢True/False を使ったペア活動
4. Q& Aを使ったペア活動
5. 時間制限付きペアド・Read & Look Up

英語プロソディを意識させる
1. 音節をタップする、シラブルパタパタ音読
2. 文強勢でタップする、ストレスタップ音読
3. 文強勢で踏み出す、ストレスウォーク音読
4. ピッチを手で表す、ピッチジェスチャー音読
5. 8拍で繰り返す、チャンツリズム音読

CD音声を使って音声レベルのアップを図る
1. CD音声細部への注意を喚起する
2. CDを用いたRepeating
3. CDを用いたShadowing
4. CDを用いたParaphrasing
5. CDを用いたラストワード/フレーズDictation

自己表現活動などでの音声指導
1. 事前に音声面をチェックする自己表現活動
2. ペアで自己表現活動中の巡回指導
3. 個人指導中に行う全体引き取り指導

授業中に行うチョコチョコ音声テスト
1. 短期記憶に負荷を掛けるDictation
2. 書いたものは言わせる「グルグル」

リズム音読用教材の作り方

第3章 教師が押さえるべき音声知識<子音と母音>

無声音と有声音
無声音と有声音

子音
閉鎖音
摩擦音
破擦音
接近音
側面音
流音
鼻音

母音
母音(あいまい母音以外)
弱音節のあいまい母音


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『音ティーチング授業DVD』DVDメニュー

PART 1 モデル授業・グルグル

毎時限10分で行う音声指導
オーラルイントロダクション
内容理解
新出語彙の確認
音読活動
ペア活動
小テスト
グルグル

PART 2 音読の指導法

音読の指導法

PART 3 音声指導解説

① 発音指導のタイミング
② 音声への注意喚起
③ スペリングと音の関連
④ 英語の音・リズムの指導
⑤ ペア活動の前後の指導
⑥ ペア活動中の全体への指導
⑦ 小テスト
⑧「 モデル授業」のその先
⑨「 グルグル」
⑩「 グルグル」の活用
⑪ 最後に・・・



3/04/2013

なぜ?

先生。

先生は私のあこがれでした。

流暢な英語を駆使して最先端の仕事をこなされる姿にはおそらく私と同世代の若者は誰もが憧憬の念を抱き、自分も英語を勉強したい! という情熱をかきたてられていたと思います。

その先生がどうして今は、自らの過去の姿を否定されるような発言、若者がきちんとした英語を身につけようとするのを discourage するような発言ばかりを繰り返されるのか、理解しがたいことです。

実務家として出発しながら、その後、英語教育という世界での立ち位置を探し求められた結果、こういうポジションに落ち着かざるを得なかったのでしょうか。

言っても詮ないことではありますが、できることならば、先生には超一流の実務家の道をまっとうしていただきたかった。その背中によって私たち後進を刺激しつづけていただきたかった。

残念ですが、今の先生の言動が我が国の英語教育界に対してプラスになっている、とは私にはどうしても思えません。


<本作品はフィクションであり、実在の人物、組織とは一切の関係がありません>