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9/28/2016

小池百合子都知事の英語

うまいですね。きちんとした英語で好感が持てます。

セグメンタルでは months が month に聞こえる、year が ear に聞こえる、というレベルのマイナーな点しか気になりません。




と思ったら、44:18 に登場する赤い服の記者の英語はひどいね。良い子のみんなは、こういう大人にならないように今からきちんと意識をしよう。

9/27/2016

エライ

大学教員という人種は、なぜ分不相応にエラそうなのか。。

ぐぁあああああ゛~ 胸クソが悪い。。。

G%&%$#98)'('&& H"Roi($#2)(&452$&78akdaf!!!!!!

まあ、もともと根本的に人種が違うんだから相互理解は所詮無理だと思っておかないと、健康に悪いね。

9/24/2016

柏崎にて:グルグルの機能を再認識

昨日は、新潟県の柏崎常盤高校にお邪魔して、出前模擬授業をさせていただきました。

模擬授業は通常1コマですが、今回は「講義」70分のあとに、「ゼミナール形式」を30分を、というご要望でした。参加者が14名だったので、ゼミナールのほうはグルグルをやろうかな、という心づもりで臨みました。

「講義」はいつもどおりの音節プラス歌で、最近やっていた Rose ではなく、もとにもどって You belong with me を使ってみました。

あとで判明したところ、1年生と2年生の混成グループで、しかもクラスもバラバラだということで、講義の中で「隣の人と相談してみよう」といってもほとんど誰もぴくりともしない、という感じでかなりおとなしい集団でした。

結局、ゼミナールのほうは予定通りグルグルをやったのですが、その結果。。。あらためて感じたのはグルグルの威力です。

「講義」の局面では9割の生徒がほぼまったくの無表情で、あれだけでは個々の生徒の心の中はほとんど伺いしることができなかったでしょう。(想像することは出来ましたが。)

それがグルグルになったとたんに、ひとりひとりの生徒の「素」が表れるのです。ああこの子は英語が得意でもっともっとやりたがっているなな、この子がこれまであれだけ無表情だったのは自信がなかったせいだな、ああこの子は照れを克服しながらいま学びが起こっているな。。などなど。

いつもながらの感想ですが、地方都市の真面目な高校生というのは本当に素朴で真面目で、教えていて楽しくなります。今回も、風邪が直りきらず聞き苦しい鼻声で臨んでしまった私のほうがパワーをもらうことができました。

生徒のみなさんお疲れ様でした。お世話をしてくださった先生方、ありがとうございました。歌で英語を鍛える授業が受けたくなったら、是非、大東文化大学に来てください。

授業後には14人全員がその場で感想を書いてくれて、直接ひとりひとり私に手渡してくれました。せっかくいただいたので、下記に紹介します。

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洋楽を聞くことが大好きでいつか歌えるようになれたらいいなとずっと思っていましたが、なかなか練習する機会もなかったので、今日たくさん練習できてすごく楽しかったです。また発音の仕方をこれからはもっと意識していきたいなと思いました。もっと英語の勉強をして海外に一人で旅行できるようになりたいです。

音楽を授業に取り入れていてとても楽しかったです。あと母音や子音のこともしていて充実した時間でした。発音についても勉強できたのでありがとうございました。

英語の発音が苦手な僕ですが、歌に合わせて覚えることでとても楽しく覚えることができました。歌詞を忘れて止まってしまったので、リズムに乗ってもっとしっかり発言できるように勉強したいと思いました。英語の歌はリズムがはやくて大変ですが、しっかりついてけるように頑張りたいです。楽しい授業をありがとうございました。

歌を歌いながらの英語の授業は楽しかったし、覚えやすかった。なかなか th は上手くならなかったけど、歌とかを歌って注意していれば出来てくるんじゃないかと思った。英語の授業だとは思わなかった。

もともと英語の発音が苦手な私でも前よりも詳しい発音の仕方が分かって嬉しかったです。これからも英語に触れる機会は多いと思うので今日学んだ音節のことなどを忘れずにいきたいです。英語の歌をこれからも聞いて発音の練習をしたいなと思いました。これからも英語についてもっと理解して行きたいと思います。

今まで来にせずに英語を学習していたので、今日は知らないことをたくさん知ることができ、よかったです。また音楽が好きで英語の歌詞も意味を理解しながら歌うことは過去にありましたが、発音を気をつけることはあまりなかったので、これからも気にして歌いたいです。自分の将来のために、これからも英語を一生懸命取り組みたいと思います。今日は本当にありがとうございました。

英語の歌が歌えて楽しかったです。実際の大学の授業風景も学生のみなさんが生き生きとしていて見ていてとても楽しかったです。今日歌った You belong with me のほかにも自分で歌える英語の歌を増やしていけるよう頑張りたいです!!

歌で英語を学ぶのはおもしろかったし、ちゃんとした発音もわかったのでとてもよかったです。これからは歌で発音の確認もしてみたいなと思いました。

歌を軸にしていて、個人的にはとても楽しい授業でした。最後は時間がなくてダッシュになってしまったので、家で洋楽聴きます。

初めて英語の歌を歌ったので歌うのはとても難しかった。でも練習していくのうちに、だんだんと歌えるようになってきたと思うので、とてもよかったです。英語の発音のところだけがあんまり上達しなかったので、そこがくやしいです。英語の歌を歌う楽しさがわかりました。英語を発音するときは音節に気をつけようと思いました。

今まであまり音節を意識したことがなかったので、最初はとても難しいと思ったけど、歌で教えてくださったのでわかりやすく楽しく学ぶことができました。

なかなか斬新でよかったと思います。楽しみながら英語の発音を覚えることができました。洋楽などをもっと聞いてみようと思いました。

今まで発音をそんなに気にしないで授業を受けてたけど、この授業で発音の大切さや難しさ、音節がすごく日本語と英語の違いに関わっていることが知れて、とても為になったのでよかったです。

英語の意味は分かっていても、発音までは練習したことが無かったので、今回の授業で少しでも理解することができました。 the の言い方、気をつけます。洋楽もよく聴いてみます。本当にありがとうございました。




9/03/2016

JACETでの「トホホ」

今回もいろいろな人の英語を聞いて思うこと多し:

(1)たぶん海外が長く、かなり上手い話者でも、語頭、語中、語末の破擦音は身につかないものらしい。ただこれはかなりレベルが高い、画竜点睛を欠くレベルの話。

(2)日本人は voice quality setting というか、そういったものに関して、よく聞こえない、こもったような声質、話し方をするひとの割合が、どうも native speakers of English および Non-Japanese-L1 speakers of English にくらべて、高い印象あり。とくに女性か。ひょっとして社会文化的なものか。つまり、40人くらいのグループのなかで、クリアで声の通る話し方をするというのがヨシとされていない(?)いなかった(?)という文化の作り出すものか。

(3)教員養成担当教員がトホホな発音では、おそらく養成されてくる教員志望学生もトホホだ。そうするとその学生に将来指導される生徒もトホホになるから、普通の英語教員がトホホの場合よりも、英語教員養成担当英語教員がトホホの場合のほうが、罪が深い。
  どうしてそういう人がいるのか、信じられない、ありえない。いや残念ながら十分信じられるし、ありえると認識するが、どうしてそういう状態で放置するか、されるか理解できない。どう思っているのか。まさかどうでもいいと思っているのではないとすると、自分では気づかないのか。
 ここで言ってるトホホな発音の定義は、(1)などのレベルとはまったく違って、フリースピーチだと / r / もできない、とかである。この際、th には目をつぶるとしても。よくないよね。ほんとうに良くない。誰か言ってやってくださいよ。私自身はもう結構言っているので。
 L/Rはね、いわゆる functional load も高いんですよ。つまりそれによって担っている意味区別の負荷が大きいんですよ。ミニマル・ペアの数も英語子音のなかでも最も多いと言われます。
 な~んて根拠があってもなくても、仮にも教員を育てる立場なら、そのくらいきちんとしろよ、まったく。
 ああ暗くなる。