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10/27/2018

11月3日 大東文化大学英語スピーチコンテストを開催します。

来週の今日、大東文化大学学長杯「第19回英語スピーチコンテスト」を開催します。

テーマ Diversity をめぐって、予選を勝ち抜いた、本学の学生10名と全国から応募してきた高校生10名がスピーチを披露します。

今回は応募資格のなかに、「満5歳の誕生日以後に、通算1年以上または継続して6か月以上、英語圏に居住した」に該当しない、などとなっていますので、基本的に国内で鍛え上げたきちんとした英語によるスピーチが聞けるはずです。

来場はご自由ですので、是非、ご観覧ください。

日時:11月3日(土) 12:30 開場  13:00 開始

場所:大東文化会館ホール(東武東上線 東武練馬駅より徒歩3分)



10/26/2018

長野に教育実習訪問指導

指導の内容についてはすでにもうひとりの鬼(どっちが赤か青かは不明)がレポートしているので詳細はそちらを。 ビデオ撮影と講評が終わり、学校を去る時の様子がこれ。



この写真をとってくださったのは受付の中にいた女性なのだが、この直後、学生に対して「よっちゃん、なんでそんなかがんでいるの?」と呼びかけたので、「え?よっちゃんですか?」とお尋ねすると、なんと彼が幼稚園児だったころの幼稚園の先生だったとのこと。で、かがんでいないのがこちら。。って、やっぱかがんでいるね。教師より自分が背が高く見えるのが失礼だとおもっているのか(笑)



幼稚園から高校までひとつの学園に通い、大学生になった今も幼稚園時代の先生から「よっちゃん」と呼んでもらえる、というのも私立ならではかもね、よっちゃん!


入試広報動画撮影、成功裏に完了しました。

この2週間、ず〜っと準備していた入試広報のためのウェブ動画の撮影をついに行いました。タイトルは、「歌を歌えば英語発音が上達するって本当? --- 本当です!」で、いつもやっている出前授業と基本的には同じ内容なのですが、終わってみるとかなり新しいものになりました。

当初、某有名歌手の楽曲の一部を使いたいなどと脳天気に言っていたのですが、いざ調べてもらうと年間1300万(!)の使用料という笑えない現実に、あっさり方針転換。いろいろ悩んだ結果、すでにパブリックドメインに入っていて無料で使えるという Grandfather's Clock を使用することに決定。

加えて、いつもの出前授業で使っていた「サザエさん」と「Yesterday」も、著作権の関係で使用しないこととし、あらたに芭蕉の俳句とその英訳を題材にすることとしました。

業者さんと何度となくやり取りをしてパワーポイントを少しすつアップデートしていったのですが、そのなかで痛感したのは、当たり前ですけどプロの凄さです。こちらが希望する画像や音源を即座に調整・調達・作成して戻してくる速さには舌を巻きました。

で、撮影の本日。協力してくれた8名のゼミ生/教員志望学生にとっては、カメラが複数台入って、照明もあり、大人が何人も立ち働いて注視されているなかで撮影される、という経験は当然初めてだったようで、最初は多少気圧されていた感もありましたが、徐々にほぐれて来て、最終的には素晴らしいパフォーマンスを披露してくれました。

いつもながら、自分は良い学生に恵まれているな、と感じた1日となりました。感謝。

11月には公開されるそうなので、乞うご期待!

撮影直前。ちょっと緊張してます。

撮影完了の直後。安堵と達成感の一枚。




10/20/2018

平井堅さんの英語発音:語末のN

来週、 ミニ授業を動画撮影して大学の入試広報としてウェブにアップすることになり、その準備中。最初は某有名歌手の楽曲のごく1部を使用する予定で著作権関係の使用料を調べたところなんと年間 1300万、3年間で3900万(!)だということが判明し 断念。

急遽、お金のかからない楽曲を検討した結果、英語歌詞であればすでにパブリックドメインに入っている Grandfather's Clockを使うこととなった。現在、出演予定の学生たちにも準備してもらっているところである。

その関係で、いろいろな歌手が歌っている Grandfather's ClockをYouTubeで聞いていると 平井堅さんが英語で歌っているのを発見。




透き通るような高音と、 すすり泣くような歌声が心地よい、のは当然として、英語もかなり上手いことを確認。L/Rは当然のこととして、years も ちゃんと ears でなくyears となっているし、tick tockの帯気音もバッチリである。ひとつだけ足らないのはご多分に漏れず、語末の / n / がない、という部分である。

It was taller by half by the old man himself

It was bought on the morn of the day that he was born


このあたりが英語発音に関しては素人(?)と玄人の試金石になるのかもしれない。

10/18/2018

Writing Facilitator 改訂版できました!!

今年に入ってからずっと作業をしていたプロジェクトのひとつ、

構造から学べるパラグラフ・ライティング入門[改訂版]
Writing Facilitator [Revised Edition]
(松柏社)

がついに完成し、本日、できたてのホヤホヤを入手しました。2019年度新刊のライテイング教科書としてご利用いただけるようになります。



これは2003年新刊として発売された同名教科書の改訂版です。この初版は実に今から15年前に世に出させていただいた教科書ですが、有り難いことに、なんといまだにライティング部門でトップの採用部数を保っている、とのことです。

2003年度新刊の初版

毎年100冊単位で新刊教科書が出され、とにかく新刊に対するニーズが高い大学英語教科書の業界では、かなり珍しいことでしょう。

とにかく、教科書の指示のままにステップを踏んでいけば、とりあえずパラグラフの形が書けてしまう、というコンセプトが指示され、リピーターを掴んだのだと思われます。採用してくださっていた先生がた、本当にありがとうございます。

しかしながら、15年の時を経て、題材内容の点(「携帯電話の通話が電車でうるさい」等)で、流石に無理がでてきた部分もありました。

そこで、ロングセラーとして慣れ親しんでいただいているフォーマットおよび timelessな題材はそのままに、部分的に新しい題材に差し替え、評価の分かれていた(?)迫力のあるイラストを、洒落たテイストのフォトグラフに変え、装丁も一新したのが今回の改訂版です。黄色に黒のコントラストがおしゃれですよね!カッケー!

前作を上回るご愛顧のほど、よろしくお願いします!!







10/16/2018

1年目教師からの便り

教師になってしばらくは部活が忙しくて、教材研究をする余裕がなかったが、最近は余裕がでてきた。授業では厳しく発音指導を行っている。コーラスリーディングでも「違う」音が聞こえるとすぐに中断して指導する。繰りかえし指導しているうちに、生徒は正しい音を覚え、最近は徐々に発音がよくなってきた、と実感している。

という趣旨の便りを、昨年1年間だけ教えた1年目教師からもらった。ちなみに勤務は公立中学である。始まって半年でこういう実感を持てるというのは、状況として大変幸福なことだ。その調子でやっていってほしい。

10/13/2018

新潟合格しました!

おおおおお!

これで大東第1次靜ゼミから通算5名が専任教員になりました。

スピーチコンテストに出すのなら指導すべし、特に日本人教師が。

英語教師が自分の生徒を英語スピーチコンテストに出す場合に、最低限の音素の区別はできる状態にせず出すのはあり得ない、というかあってはならない。

が、現実には、LとRがごちゃごちゃなような状態でコンテストに出てくる生徒が少数ながら、いる。

いったいなぜだ。

生徒本人はおそらく自分がそういう状態だということがわからないのだから、それを指摘してやって直してやって、そうでない状態にしてやるのが指導教員の義務である。

イントネーションや、文ストレスは、我々非母語話者教員には微妙な部分があり、十分に指導できないのは、我が身に照らしても、あり得ると思う。

しかし、LとRや、BとVや、THとZのような、白か黒か、1か0か、舌とか唇が特定の箇所に接触しているのか接触していないのか、は、電流回路のスイッチのようなもので、微妙さはない。接触していれば電流は流れ、接触がなければ流れない。中間はないのだ。明かりがついているの、ついていないのか、のどっちかしかない。こういう微妙さのない部分は、非母語話者にも十分に指導ができるし、むしろ分析的・意識的に指導ができるのは非母語話者の強みであるとも言える。

スピーチコンテストの引率にALTが目立つのは良いことでもあるが、良くないことでもあるのかもしれない。スピーチの指導にALTに関わってもらっているのは良いことであるが、日本語母語話者教師がスピーチ指導の主導権をALTに渡している、ということの表れなのだとしたら、それはあまり良くないことであるし、そんなことはないと信じたいが、仮に「丸投げ」しているようなことがあれば、それは非常に良くない、情けないことである。

一般論として、ALTで発音を厳しく指導してくれる人は少数派ではないか、という印象を私は持っている。どうせノンネイティブだからそこまでは求め(られ)ない、と思っている人もいるだろうし、多少妙な発音でも許容するのがこの World Englishesのご時世には「正しい」態度なのだ、と思っている人もいるだろうし、音が変なのはわかっても、どういうメカニズムでそういう音が出てくるかはわからないから結局指導はできない、と諦めている人もいるのだろう。

原因がいずれであっても、現実に、(きちんと指導されていない、という意味で)「残念な」状態でステージに上ってくる生徒はいる。それは可愛そうなことである。

特にそのスピーチに何度も出てくるキーワードにLが含まれていて、それをいつでもコンスタントにRで発音するようなことがあれば、それはもう致命傷である。たった一語であれば大勢に影響しないようなミスも、ダメ押しのように何度も何度もミス発音を聞かされれば、印象は最大限に悪化する。

そもそも流音が1つしかないという点では世界的にもかなり珍しい日本語を母語にする者が、世界の多くの言語と同じく流音が2つある言語である英語を学習するときに、2つの流音をきちんとマスターしていない、というのは、基本のキができていないことであり、文法にたとえれば、一般動詞とBe動詞の区別がわかっていないか、それ以上にヒドイことである。私はテニスが好きですを、I am tennis like. と言っているのと同じくらいヒドイ。

英単語の子音のミニマル・ペアの中では、L/Rのペアが最も多い、と言われるのだ。日本人学習者には絶対にできるようにしてやらねばならぬ区別なのだ。

よって、私の採点基準では、L/Rの区別ができないスピーカーは、「発音」コンポーネントの得点は、30点満点の0点である。

日本語母語話者英語教師には、責任を持って自分の生徒をもっときちんと教えてもらいたい。




10/12/2018

鹿児島合格しました!

やった〜!!

10/11/2018

シラバスはくだらん

シラバスにああいう文言入れろ、こういう文言いれろ、という圧力が日本中の大学にかかっている。

私の考えでは、シラバスの文言を改善することで授業の内容を改善しようとすることは、指導案を改善することで授業の内容を改善しようとすることと同じくらい馬鹿げている。

両方とも基本的に発想が間違っている。

指導案が良くなかったために良くなかった授業を見たためしがない。指導案に美辞麗句が連なっていてもどうしようもない授業はそこいらじゅうにあるし、フォーマルな指導案などなくても素晴らしい授業はいくらでもある。

シラバスがダメだから学生のためにならない授業がそうそうあるとは思えないし、シラバス文言を変えたからクオリティが上がることは1000%ないと思う。

Trying to improve a course by window-dressing its syllabus is as ridiculous and misguided as trying to better a class by stuffing its teaching plan with beautiful, timely -- so inevitably futile -- phrases.

またシラバス通りに実際に授業が行われているかチェックしよう(チェックさせよう)という動きもあるが、これもまた馬鹿な話である。

実際の学生の反応に応じて変幻自在に自由自在に臨機応変にやるのが授業というものである。人間の教師が授業をやる意味はそこにあるのだ。

それを実際の学生の反応がどうであれ、半年以上も前に書いたプランに固執してそのとおりに進めていれば良くて、プランから離れていれば悪い、などとは愚の骨頂だ。

どうしてそういうくだらない作業に貴重な税金と時間をかけるのかわからん。

お前は馬鹿か〜??(出川哲朗氏風に)

10/08/2018

恥を知れ!

(というのは、私の最初の勤務先の校訓である。)

若い女性教員をイジメる男子クラスの男ども、お前ら恥ずかしくないんか!?

恥を知れ、恥を!


10/03/2018

茨城県、受かりました!!

いやあ、嬉しい。。。。