やりましたね〜!! おめでとう!!
今秋は誠に豊作である。
発音ザムライ、ジャパリッシュ英語教師を斬る! 寄るな触るな、触れなば斬らん! 斬り捨て御免で御意見無用! (Part of the Caption by Courtesy of Madame Satoh)
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10/12/2017
こんなところに! 英語教室Andy
おお! 足立君!
これは私には初めてのパタンです。かつての教え子が、英語教室を始めているのを、ネットで発見しました。
英語教室Andy
https://englishschool-andy.jimdo.com/
代表・講師の 足立 鋼治 君は、関西大学大学院での私の教え子です。という言い方はおこがましいかもしれませんね。私の外国語教授方法論を履修してくれていた中で、ピカイチの実力の持ち主でした。英語自体も、英語の教え方も。Andyは彼の愛称です。
その彼が中学校の教諭を経て、今年の5月に自分の城をオープンしたということですね。教室の説明にはこうあります。
身につく3つの力
Andy足立君は、ネイティブと変わらない発音と、抜群の英語運用技能を持ち、かつ大学院レベルの言語教授理論にも精通した、英語を教えるプロです。
これは私には初めてのパタンです。かつての教え子が、英語教室を始めているのを、ネットで発見しました。
英語教室Andy
https://englishschool-andy.jimdo.com/
代表・講師の 足立 鋼治 君は、関西大学大学院での私の教え子です。という言い方はおこがましいかもしれませんね。私の外国語教授方法論を履修してくれていた中で、ピカイチの実力の持ち主でした。英語自体も、英語の教え方も。Andyは彼の愛称です。
その彼が中学校の教諭を経て、今年の5月に自分の城をオープンしたということですね。教室の説明にはこうあります。
身につく3つの力
- 正しい発音に矯正して、正しく話せる&聞ける力をつける!
- 「話す」「読む」「書く」「聞く」「考える」の5技能が身につく!
- 一人ひとりにあった効果的な学習法を伝授!
Andy足立君は、ネイティブと変わらない発音と、抜群の英語運用技能を持ち、かつ大学院レベルの言語教授理論にも精通した、英語を教えるプロです。
「英語教室Andyの先生は、「英語ができる先生」ではなく「英語を教えるプロ」です。私たちはみんな日本語を話せますが、必ずしも外国人に日本語を上手に英語を教えられるわけではありませんよね。「英語が得意」「英語が母国語」という先生はよくいますが、実は英語の教え方について専門的に学んできた人は少ないのです。英語教室Andyの先生は、ネイティブに劣らぬ確かな英語力に加え、英語の効果的な教授法について大学院で専門的に学び、小中学校の現場で教諭として教えてきた「教えるプロ」です。」
という彼の自己紹介は、まったくその通りだと思います。
静岡県島田市のみなさん! 英語なら英語教室Andyだと思います。塾より、予備校より、会話学校より、本質的な、4技能バランスのとれた英語力プラス思考力を養成できる、骨太の英語学習スペースだと思います。
私自身は教室を覗いたわけではありませんが、私の知っている足立鋼治君なら、絶対に間違いありません。会話に偏らず、テスト対策に偏らず、英語指導の王道を謳ってくれているのが何より私は嬉しいです。
足立君、教室開設、おめでとう! 多くの生徒さんを幸せに導いてやってください。
10/11/2017
スピーチコンテストを審査して 2017
今年も中学生のスピーチコンテストの県大会の審査をさせていただいた。
会場の開場前に外で、それぞれの出場生徒を囲んで指導の先生とALTが最後のアドバイスをしながら最後の練習に余念がない様子を横目で見ながら、「しっかりとジャッジしなければ . . .」という責任を痛感しながら会場入り。
どの生徒も(指導の先生も)、構想からドラフト執筆、添削、改訂、練習、フィードバックという気の遠くなるような時間と努力を経て、この県大会に至っている。そういう努力の集大成を見せていただくというdutyを毎年頂いているのは本当にありがたく、しあわせなことである。
スピーチコンテストの審査で、最後は内容の(トピックの選択、その論理的な展開、論の深め方、聴衆に対するrelevanceなど)勝負になるのは当然である。その段階では英語的には甲乙つけがたいからそうならざるを得ない。しかしそこにいたるスクリーニングの段階では、「英語」スピーチコンテストである以上、英語の勝負になるのもまた当然といえる。
そして即興でないpreparedスピーチの宿命で、そのスクリプトには生徒本人の力を超えて、すでに指導者の力も200%加えられており、英文の誤りや不適切さは皆無と考えて良い。そこに残るのは音声の質のバラつきである。
スピーチコンテストの県大会のレベルであるので、/ r / や THができないケースは、私個人は pronunciation に関しては最低点をつける。つぎは / l / ができないケースである。真剣にスピーチを聞いているものにとって、flight が fright になったり、free が flea になったり English が Engrish になったりすると本当に「ズッコケル」のである。せっかくの内容に集中できなくなってしまうのだ。
L/Rの使い分けは、指導の先生にはなんとしても「命をかけて」指導していただきたい部分である。とくにそのスピーチのキーワードにL/Rが含まれていて、その誤りを連呼するようでは致命傷だ。
午後の決勝に進む生徒の中にはそのレベルの発音ミスはなくなる。しかし決勝レベルになってもまだまだあるのが、(語頭、語中、語末の)破擦音の問題だ。今回たまたま、かなりの人数の出場者が、 Imagine. という命令文をつかっていたが、gが破擦音として言えていた生徒はひとりもいない。Japanese の Jも、摩擦音で発音している場合がほとんどだ。large や huge や page などの語末環境でも放っておくと生徒は破擦音でなく摩擦音を使う。ネイティブであるALTは違和感を感じているはずなので、そこまでは無理だろうと最初からあきらめずに指導していただきたい。指導すれば必ずできるようになる。
音声面の評価は、まずまず一次元的にできるので比較的 straightforward だが、内容つまりcontent の比較は本当に難しい。グローバルイッシューが、ご近所イッシューよりも評価が高いとは限らないし、また低いとは限らない。emotionalにならざるをえないトピックの選択も、rational にならざるを得ないトピックの選択も、どちらも by and of itself としては一概にはプラスであるともマイナスであるとも言えないだろう。
しかし、結果としての評価と連動したともしなかったとも言えないが、審査しながらもおもわず私個人が emotional にならざるを得なかったスピーチが確かに存在した。また審査を離れて、純粋に聞くのを楽しめた、これを聞く機会があってよかった、と思わせてくれるスピーチも確かに存在した。
いずれにせよ、今回は例年にも増して、聞いていて楽しくなるスピーチが多かった。一部の生徒の声色の使い分けや表情の豊かさに、純粋に魅了された。
入賞し、全国大会に進む皆さんには、ぜひ上にあげた破擦音までマスターし、母音弱化をマスターし、プロソディに磨きをかけ、さらに英語らしい英語で、聴衆を魅了されることを望みます。頑張ってください。
会場の開場前に外で、それぞれの出場生徒を囲んで指導の先生とALTが最後のアドバイスをしながら最後の練習に余念がない様子を横目で見ながら、「しっかりとジャッジしなければ . . .」という責任を痛感しながら会場入り。
どの生徒も(指導の先生も)、構想からドラフト執筆、添削、改訂、練習、フィードバックという気の遠くなるような時間と努力を経て、この県大会に至っている。そういう努力の集大成を見せていただくというdutyを毎年頂いているのは本当にありがたく、しあわせなことである。
スピーチコンテストの審査で、最後は内容の(トピックの選択、その論理的な展開、論の深め方、聴衆に対するrelevanceなど)勝負になるのは当然である。その段階では英語的には甲乙つけがたいからそうならざるを得ない。しかしそこにいたるスクリーニングの段階では、「英語」スピーチコンテストである以上、英語の勝負になるのもまた当然といえる。
そして即興でないpreparedスピーチの宿命で、そのスクリプトには生徒本人の力を超えて、すでに指導者の力も200%加えられており、英文の誤りや不適切さは皆無と考えて良い。そこに残るのは音声の質のバラつきである。
スピーチコンテストの県大会のレベルであるので、/ r / や THができないケースは、私個人は pronunciation に関しては最低点をつける。つぎは / l / ができないケースである。真剣にスピーチを聞いているものにとって、flight が fright になったり、free が flea になったり English が Engrish になったりすると本当に「ズッコケル」のである。せっかくの内容に集中できなくなってしまうのだ。
L/Rの使い分けは、指導の先生にはなんとしても「命をかけて」指導していただきたい部分である。とくにそのスピーチのキーワードにL/Rが含まれていて、その誤りを連呼するようでは致命傷だ。
午後の決勝に進む生徒の中にはそのレベルの発音ミスはなくなる。しかし決勝レベルになってもまだまだあるのが、(語頭、語中、語末の)破擦音の問題だ。今回たまたま、かなりの人数の出場者が、 Imagine. という命令文をつかっていたが、gが破擦音として言えていた生徒はひとりもいない。Japanese の Jも、摩擦音で発音している場合がほとんどだ。large や huge や page などの語末環境でも放っておくと生徒は破擦音でなく摩擦音を使う。ネイティブであるALTは違和感を感じているはずなので、そこまでは無理だろうと最初からあきらめずに指導していただきたい。指導すれば必ずできるようになる。
音声面の評価は、まずまず一次元的にできるので比較的 straightforward だが、内容つまりcontent の比較は本当に難しい。グローバルイッシューが、ご近所イッシューよりも評価が高いとは限らないし、また低いとは限らない。emotionalにならざるをえないトピックの選択も、rational にならざるを得ないトピックの選択も、どちらも by and of itself としては一概にはプラスであるともマイナスであるとも言えないだろう。
しかし、結果としての評価と連動したともしなかったとも言えないが、審査しながらもおもわず私個人が emotional にならざるを得なかったスピーチが確かに存在した。また審査を離れて、純粋に聞くのを楽しめた、これを聞く機会があってよかった、と思わせてくれるスピーチも確かに存在した。
いずれにせよ、今回は例年にも増して、聞いていて楽しくなるスピーチが多かった。一部の生徒の声色の使い分けや表情の豊かさに、純粋に魅了された。
入賞し、全国大会に進む皆さんには、ぜひ上にあげた破擦音までマスターし、母音弱化をマスターし、プロソディに磨きをかけ、さらに英語らしい英語で、聴衆を魅了されることを望みます。頑張ってください。
10/10/2017
10/04/2017
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