Total Pageviews

12/31/2013

fly away と フライングゲット の違い

山本高広さんがやる、ケインコスギが半沢直樹にでてきて fly away と言う、というネタでは、日本語はカタコトだが英語は流暢だ、という英語部分で、fry away と言っているのが非常に気持ち悪いと思った。

しかしキンタローさんが言う、「フライングゲット」が気持ち悪いと思ったことは一度もない。むしろ好きである。

これはなぜかと改めて考えてみた結果、前者は、それが英語らしい発音だとおもって山本さんが、fly を hry と言っているから気持ち悪いのだが、後者はキンタローさんはもともとカタカナ発音だと割り切って言っているのがわかるから、気持ち悪くないのだ、と気づいた。

つまり、本人が英語だと思って英語でない音を言っている、のが私は気持ち悪いのである。

どうも世の中はなんでもかんでも Rっぽい音を響かせるのが英語だと思っている人が多いようだ。

日本生命

考えてみると、日本生命 ニッセイが、英語綴りを

NISSEY

ではなく、

NISSAY

にしているのは、我々としては感謝すべきである。

12/30/2013

英語教育が滅んではいけない

英語教育研究栄えて、英語教育滅ぶ

というのは、「英語教育研究」が栄えると必ず「英語教育(実践)」が滅びるので「英語教育研究」はやめよう、

という意味ではなく、

「英語教育研究」が栄えたので「英語教育(実践)」が進歩した、と言われるような種類の「英語教育研究」をしよう、

という意味であると思います。

12/29/2013

英語教育研究栄えて。。。

「『英語教育研究』栄えて、『英語教育』滅ぶ」

とおっしゃったのは師匠でしたか、師範代でしたか?

いろいろな状況を見るにつけ、しみじみ名言だったと感じられます。

12/28/2013

歌うまキッヅは英へたキッヅ

(通常はキッズと表記しますが、それだと kiz みたいで気持ち悪いので、敢えてキッヅとしています。)

関ジャニ仕分け∞で歌うまキッヅを観ていました。

こいう番組を見ると毎回同じような感想を持つのですが、日本語部分の歌はもう惚れ惚れするほどうまいのに、歌詞が英語になると発音が気持ち悪いので、職業病で、とたんに興ざめしてしまいます。

なかで、Lady Gaga の Telephone を歌った小学4年生は、リズムはいいし、th も r ばっちりと、かなりイケていたのですが、やっぱりLはダメで、Stop terephoning me! でした。

こうしてみると、やっぱり L は中上級者の鬼門なのですね。

惜しいなあ。

キッヅだからしかたないのですが、まともに教えてやれる大人は周りにいないのか。。。

矢沢永吉さんの英語発音

プレミアムモルツのCMで Hey Jude を熱唱する矢沢永吉さん。


英語発音うまいです。

中高大の英語教員の平均値よりずっとうまいです。

ひとつだけ気になるのは、

Take a sad song and make it better

の、song の ng の部分が鼻音になっていないので、song and が「ソーンガン」になっていること。しかしこれは発音オタクでなければ気にならないレベルの話です。

他にもJとかLとか、微妙なことを言い出すときりがないですが、ざっくり言うと、とりあえず日本の歌手として恥ずかしくない、お手本にすべき、好感の持てる、立派な発音だと思います。

東京オリンピックの招致のための最終プレゼンでも、みんな、とくに若手がこのくらいできたら文句はなかったのですが。。

駄文: 静かな店?

ふぐ屋さんにて

店員: いらっしゃいませ~

客: 「しずか」ですけど。

店員: . . .  ご予約のお客さまですか。

客: はい。

店員: お名前をよろしいですか

客: . . . だから「しずか」だってば(^^;)

データベースを調べないとわからないのか? 再論

「データベースを調べないとわからないのか?」

について当該の記事の筆者のコメントがありました。

拙論「生徒が犯しやすい発音上の誤りを見つける」(『英語教育』2013年12月号記事)について


中盤は、

「目の前の生徒を観察していても、起こっている現象が100%認識できるわけではないので、(その生徒たちの発話を?)データベースとして蓄積したものを改めて分析すべきだ」

という主張のように読めます。

ふむふむ。たしかにリアルタイムで観察できる事象には限界があるので、それを録音をしてあらためて分析すれば、より詳細なpictureが浮かび上がるでしょう。

ただ後半は、

「目の前の生徒たちの発音に含まれる現象が十分一般的かどうか保証はないので、より一般性をもとめて(目の前の生徒たちだけでない音声を広く拾った)データベースを研究するべきだ」

と読めます。

こうなるとやはりそれは教師の視点・発想ではなくて、研究者の視点・発想ですね。

これはどちらが良い、悪いではなく、興味の方向が違うのだと思います。

私としては、自分の教え子の英語教師には、あくまで英語「教師」であって欲しいですね。一般性のある「研究」をしようという発想はあまり嬉しくはないです。general で abstractな「日本人英語学習者」ではなくて、specific で concrete で real な、目の前にいる、顔も名前もある生徒たちと(だけ、まずは)きちんと向き合って貰いたいです。一般性云々は、まず自分の守備範囲をきちんと守備してからの話にしてもらいたいです。






12/27/2013

教育の原点で改めて思う、和訳のさせ方

後期は、クラス全員が来ても3名、欠席者が出ると2名もしくは1名、という塾のような環境の授業を担当してきた。

こうなるとグルグルも物理的にグルグル回ることはなく、2名いるなら目の前の学生が交互にやることを決めておいて read and look up をさせたり、あるいは同時にさせたりするだけだ。2名なら同時でもまあまあ観察できるのである。1名ならもちろん回ることは必要ない。テレビで見る、落語や狂言の世界の、師匠と弟子の1対1の稽古のようだ。

習熟度としては高くない。がやる気はある程度はある、という感じ。

予習として、教科書として使用している例文つき単語集の、1セクション分 50センテンス を書き写してくることをさせているが、それは必ずやってくる。(ちなみに単語集なので例文の和訳はすべて見開き右頁に載っている。)しかしかといって、英文と和訳を照らしあわせて予習段階できちんと読んできている、という様子は見られない。授業中の態度は真面目である。

という感じのレベルである。

そこで授業中は、できるだけ多くのセンテンスの意味(構造含め)を理解させたうえで、それをきちんと言えるようにし、かつ書かせる、ということ努力を傾注することになる。

日本語と英語の対応をあまり考えずに読ませても read and look up させてもしかたないので、その前に、単語やフレーズの意味を日本語で尋ねることにした。まあ言ってみれば、和訳させてみることにしたのである。

その際、ただ「意味は?」というと、例によっていろいろ考えて日本語として語順が普通の文を言おうとするので一計を案じ、

オレが読んだところだけの意味を言え

ということにした。なんといっても文全体の和訳は右ページを見れば書いてあるので、そういうことではなく、英文の1語1語、1フレーズ1フレーズごとの意味を確認させようとしたのだ。

Animals on this island evolved differently from other places.
(右ページの訳文: この島の動物は、他の場所とは異なる進化を遂げました)

なら、

私: Animals on this island
学生: この島の動物

私: evolved differently
学生: 違うように進化した

私: from other places
学生: 他の場所とは

といった感じ。

これは結構いい感じである。ありそうでなかった(というか、自分の中ではそうです)手法だ。

スラッシュをつけてアタマから訳させるということだが、あらかじめスラッシュをつける手間を省いて単に教師が意味の塊を読み、それを生徒が訳す。

靜イズムでは基本的に生徒には日本語を言わせるな、書かせるな、なのだが、これは応用なのでOKである。

また、延々と何センテンスも訳を言わせるのはやはりNGだが、私の場合は、1文の意味を確認したらすぐ音読し、場合によっては read and look up させるのでよいのである。さらに場合によっては、1文全部をまたずに、フレーズの意味を確認した時点で音読させるから、生徒は「日本語ワールド」に浸りすぎることによって退屈することはない。

もちろんこの手法はチャンクを教師が教えてやっているという点で、補助輪リーディングなので、すこしずつ、チャンクを生徒が考えて音読してそれを日本語で言う、という手法に移っていくのがよいだろう。

まったくのオールイングリッシュでの意味理解活動と、まったくの訳読、つまり生徒に「日本語らしい語順の日本語」で1文全部を訳するのを求めるという形式の中間段階として、教師がチャンクを教えてやりながら、そのチャンクの日本語を言わせてみる、という形はアリだな、と教員生活30年目にして気づいた。チャンク訳ならテキパキと言わせることも可能だし。









12/26/2013

Phonics Song

小学校の先生が教えてくれた、phonics song 。

いいですね~



ちゃんと聞いてみると、f , l, m, n, r, w, v, y, z  などの伸ばせる子音は子音自体を長く伸ばしています。 伸ばせる音だ、という意識をつけるにはこのほうがいいですね。

これにたいして破裂音は伸ばせないので、2回 閉鎖解放 閉鎖解放 を行なっていますね。


無声破裂音はちゃんと無声で繰り返しているのでよいです。これを日本人の先生がやって、c で、cu, cu , cat と母音をつけてしまっているのを見たことがあります。

「靜流・発音力向上セミナー」受講者感想

本年の仕事納め?の研修会が終わりました。午前午後6時間でしたが、やはりトレーニングとしてはこのくらい時間があったほうがよいように思いました。


満足できた 27名    普通  1  名  満足できなかった  0 名  未記入   名  不参加0   名

コメント:
<満足>

1.  音痴なのでグルグルメソッドで歌うのは苦労しましたが、発音をチェックしていただき、自分の盲点に気づきました。1つ1つの単語を発音するだけでなく、文単位で正しく発音する場合の注意点がわかりやすく良かったです。脳がつかれましたがとても勉強になりました。自分でもさらに発音の向上を目指して努力します。ありがとうございました。(公立高 教員歴12年)

2.  グルグルメソッドを実際に体験出来た。陥りがちな間違いを徹底的に指摘していただいた。(公立高 26年)

3.  教師には、学校では誰も発音指導をしてくれないので、とても不安でした。盲点講座によって、今まで曖昧だった音がはっきりして、もっともっと英語が話せるようになりたいと思いました。生徒も、「英語の音が出せる」と思えば、英語を話したいと思うと思います。生徒の良いモデルになるように自分がまず努力します。素晴らしい講座でした。ありがとうございました。(公立高 1年)

4.  グルグルを何回も行うのは正直キツかったです。Severn SuzukiSteve Jobsを用いての講義は、英語の今を感じられるものでよかったです。生徒たちにも伝えていきたいです。ありがとうございました。(私立中高 4年)

5.  自分の発音の誤りを訂正していただけたのは実に数十年ぶりのことでした。本当に感謝です。
自分のブラッシュアップになり、また靜先生の発音が出来ない時のアプローチの幅の広さに驚かされました。自身も勉強を続けていきたいと思います。一日、あっという間に終わりました。(私立中高10年)

6.  具体的な指導が受けられて、大変勉強になりました。(その他 3年)

7.  今までどう発音すればよいのかわからない「d3」記号が解決できました。また、本人にはよくわからない発音を本人を前にして見本を示してくださり、口の形、音の出し方が分かったのは大きかったです。ありがとうございました。頑張ります。1つ1つ正しく、定着するまでやってみます。本と本人に指導していただけるのは別ものです。(公立高 ?年)

8.  盲点になりがちな破擦音、摩擦音の違い、tl/dlの出し方、特に鼻腔解放について知ることがよかったです。コンピューターの音声を使った説明もわかりやすかったです。私もよくグルグルをマネしてやっているのですが、今回自分が生徒になることで色々見えてきました。ダメ出しの仕方、マルを出すタイミング、個と全体へのフィードバックの与え方、チェックされている時と待っている時の生徒の気持ち、などすべてが勉強になりました。ありがとうございました!(私立中高 2年)

9.  自分の知識の中で曖昧な部分があるということが自覚できました。個人的に間違いやすいポイントを指摘していただいたので、ありがたかった。まだ十分ではないけれど、1日のレッスンで出来るようになったものもあり、うれしかった。また、もっと練習したり勉強しなければいけないこともわかり、今後も努力しようと思った。本当に充実した研修でした。ありがとうございました。(公立中30年)

10.  たくさん練習ができてよかったです。色々取りこぼしがあったと思います。もう少し沢山資料が欲しいなと思いました。日本語は高低アクセントでない・・・というのは驚きました。あとは、実際に授業に具体的にどう使うか?が、わかったらもっといいなと思いました。(公立高 8年)

11.  theの発音を直されたときはすこしショックでしたが「ああ、そうだったのか!」と思いました。研修に参加した甲斐がありました。3学期の授業に間に合うように準備します。ありがとうございました。(私立中高30年)

12.  グルグルメソッドがとても参考になりました。生徒にもやってあげられるくらいまで、まずは自分の英語発音力を高めたいと思います。(私立中高 7年)

13.  発音について自信がついた部分もある一方、重点的にトレーニングしていきたい「L」などにも気づかせていただきました。今後の英語力アップを目指す上で、やはり音に対するプロ意識を持つ必要があると再確認しました。ありがとうございました。(私立高 6年)

14.  沢山練習ができてよかったです。まだまだ足りないところが多くなり、課題が山のようです。引き続き自宅でも練習するので(間違って練習していることも多いので・・・)また研修に出てブラッシュアップしたいです。とても勉強になりました。ありがとうございました!(私立中高 8年)

15.  発音を教えるにあたりいろいろヒントをもらいました。あっという間の1日でした。(私立中高25年)

16.  1人1人の発音をチェックして頂けて良かった。“教員が”つまづきやすい所を理解して下さっていて、今日の活動も程よくチャレンジングで飽きる事が無かった。講師に直接フィードバックしてもらえるととても充実していると感じられる。(私立中高 1年目)

17.母音の長さの違いや英語らしい発音の指導(dzとzの違い等)。やはり立ち上がって活動するのは楽しいです。自分がいかにrとlの発音が出来ていなかったのかを確認することができてよかったです。もう一度最少公約数(発音に関する)の内容を勉強したいと思いました。(公立中0.75年)

18.先生の別の講座も是非受講させて下さい。(公立中 11年)

19.夏期研修受講時に自分で未消化だった「破擦音」の出し方等、今回は時間も十分あり納得できました。又「グルグル」で個別にチェックしていただき、どのように音を出せばOKなのかというポイントがよく分かり、自信がつきました。本日教えていただいたポイントに留意し、商品である、自分が授業中に使う英語により注意を払いたいと思います。ありがとうございました。(私立中高 10年)

20.靜先生の研修は数回目ですが、より詳細な発音の知識を身に付ける事ができ、ためになりました。状況に応じて、次々と技をくり出す(?)先生の姿に、豊富な経験量と知識の深さを感じました。1つでも、技を盗んで授業に活かしていきたいと思います。グルグルが緊張感を伴うアクティビティであるという事が実感され、自分が生徒の立場になって参加することができました。日々の訓練を重ね、生徒にとってよいモデルとなる英語を使い続けたいと思いいます。ありがとうございました!(私立中高 8年)

21.1人1人の発音を丁寧にみてくださる時間があり、教師として大変勉強になりました。今後もこの講座を受講したいです(ぐるぐる初体験で生徒と同じ気持ちで授業を受けられて楽しかった(緊張)です)。(国立小 9年)

22.「ぐるぐるメッソド」いざ自分がやるとなると緊張しました。生徒の気持ちが分かりました。自分が普段細かな指導を受ける機会がないので、自分のできていない所が分かってありがたかったです。講義の中では自分の勉強不足でついていけないヵ所もありました。ですが知識よりもまず自分が出来るようになる事、子どもが出来るようになるまで何度も何度もしつこく言い続ける事が大事ということにも気づけました。気持ちの悪い発音に気づけるよう、精進していきます。ありがとうございました。(私立中高 1年)

23.今日は午前・午後とありがとうございました。先生の書かれた本を読んで興味を持ち、今年はぐるぐるに挑戦したのですが、結局中途半端なってしまっていたので、今回先生の講座があると知ってすぐに申し込みました。ぐるぐるされる側になってみて、生徒たちはこんな風に感じるのだな○と言ってもらえると嬉しいのだなと身をもって感じる事が出来ました。また取り組んでいきたいと思います。ありがとうございました。1日、本当にあっという間でした。とても楽しかったです。(公立中 9年)

24.素晴らしい研修会でした。靜先生が一番大変だったと思います。ご苦労さんでした。毎日、自分を追い込んでいかなくてはいけないと思うので、冬休みは自己特訓を行います。ありがとうございました。ポンポンポンポン○。○。など自分で作成できるように発言を極め
たいと思います。(公立中 23年)

25.発音を見てもらうことができて良かったです。直すところがわかりよかった。(? ?年)

26.体でリズムパターンを時間を通してやってもらってよかった。すぐに身につくものではないと思いますがよかった。先生の指導の基本から発展への流れはどういうものかを知りたい。

コメント
<普通>

   1.①発音とリズムを区別して訓練した方が良いのかと思った。② ●●の面で理解が不十分であった。 
      (公立中 35年)

       *どうしても判読できない文字で●●にしました。 

12/22/2013

『心・技・体』に続く授業本、出ます!

と言っても出版予定なのは、まだまだ来年の後半の話ですが、少なくとも執筆は進んでいます。

これまで

1999年 『英語授業の大技・小技』

2009年 『英語授業の心・技・体』

と来て、「英語授業の」シリーズ3部作の3冊目となりそうなのが、

2014年 『英語授業の愛・(仮題)

です。今度は単著ではなく、靜流英語授業道の高弟(^^)二人との共著。なんいっても言い出しっぺはその二人のうちの片方なので、完成を我ながら大いに楽しみにしています。

テーゼはタイトルを読んで字のごとく、英語授業の根本は生徒に対する愛だ!というシンプルなものです。

こうして3冊を並べてみると、大技小技は「華麗な」(?)技のオンパレード、心技体はそういう技を可能にする基本をじっくりと説いたもの。そしてこんどの「愛愛愛」は、さらに枝葉を捨て去って、授業の根源だけを突き詰めたもの、になりそうです。

時間が後にゆくほど、表面的な「コミュニカティブさ」がなくなって、原理に迫るようになっている、というのが自分ではおもしろく感じます。

こうやって宣言することで自分たちの筆を励ます、というつもりもありますが、前2作にまさるとも劣らない良い本にしますので、乞うご期待!

発音よければ、すべてよし

これはいい言葉だ。


日下恒夫著 アルク 2007


のキャッチフレーズが、

「発音よければ、すべてよし。発音のいい人は、必ず中国語をマスターできます。」

となっている。

英語の場合、実際には「すべてよし」とまではいかないのかもしれないけれども、少なくとも初学者の時、入門期の時に、英語の発音をきっちりと身につけ、英語の音って気持ちがいい、という感覚をしった学習者は、その後の英語人生にとって大きなプラスになる、のは間違いないのではなかろうか。

すくなくとも指導者、とくに小学校や中学校の教師としては、

発音よければすべてよし。発音のいい人は、必ず英語をマスターできます。

発音ダメならすべてダメ。発音のだめな人は、必ず失敗します。

くらいの姿勢で望むのがちょうどよいように思う。



12/14/2013

グルグルが救う学級崩壊

先日、嬉しい報告を聞いた。

中学で学級崩壊状態だった。

生徒たちがお互いのケミストリーの中で牽制しあい、コーラスリーディングではまったく声が出せなかった。

そこでグルグルを。

グルグルではクラス集団は関係なくなる。

グルグルでは教師対生徒の1対1になる。

そこで初めて生徒たちは安心して声をだした。

グルグルがなかったらあのままどうなっていたかわからない。。。と。


12/04/2013

上達を感じる

年も押し詰まってきたが、さすがにこの頃になると、4月から担当したどのクラスでも学生の音読が上達したなぁと感じられ、じんわりと嬉しくなる。毎回毎回毎回毎回、LだTHだVだと言い続けた甲斐があった。やっぱりうまくなるのである。

ただそれは主として単音の話なので、ピッチの変動幅を広げ、英語らしい生き生きとしたリズムで読む、という目標にはまだまだ修行が必要だ。