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7/17/2015

松屋と松屋

本日、焼き鳥屋のマスターに聞いた話:

松屋デパートの重役がタクシーに乗り、

「松屋デパートまで。」

と言ったら、タクシー運転手が、

「松屋ですね?」

と確認した。

その瞬間、件の重役は、

「牛丼屋じゃないよ!」

とムッとして訂正した、という。

ポイントは、「マツヤ」のアクセント。

牛丼の「松屋」は、マ↑ツ↓ヤ。

対して、「松屋デパート」は、「松屋」、「デパート」が独立している時は、マ↑ツ↓ヤ デ↑パ↓アト だ(と少なくとも私は思うのだ)が、「松屋デパート」になると、連読変調が働き、 マツヤデ↑パ↓アト となるのである。

つまりその重役は、マツヤ をフラットに発音されないと気に入らなかった、というわけである。

逆に私の場合は、シズカ は、シ↓ズカ なので、「先生」とか「さん」がついても、シ↓ズカ と言ってもらいたいのだが、60%くらいの割合で、連読変調が起こり、シズカセ↑ンセ↓イ と、シズカ部分をフラットに言われてしまい、気持ち悪い。


7/06/2015

「歌う授業」の感想

(KHcoderを利用しています)


抽出語 出現回数
授業 167
発音 148
思う 90
英語 78
歌う 68
洋楽 68
曲 47
受ける 46
楽しい 43
自分 37
歌 35
先生 35
聴く 33
歌詞 30
今 28
聞く 25
学ぶ 23
知る 21
歌える 19
感じる 18
好き 18
気 17
口 17
毎回 17
教育 16
最初 16
単語 16
難しい 16
意識 14
受講 14
前 14
リズム 13
一番 13
楽しむ 13
履修 13
靜 13
違い 12
音節 12
苦手 12
少し 12
正しい 12
入門 12
学べる 11
勉強 11
理解 11
良い 11
意味 10
違う 10
確認 10
覚える 10

7/04/2015

L/R のミニマルペアが最も多く、全体の25%を占める

だから、最も大切な区別であると言えるのだ。

An analysis of the most frequent 10,000 words in spoken English (BNC) revealed that of all the minimal pairs involving a consonant pair, r-l pairs were the largest type in proportion, accounting for 24.8%, followed by t-d pairs (Gilner & Morales, 2010).

>> Gilner, L. & Morales, F. (2010). Functional load: Transcription and analysis of the 10,000 most frequent words in spoken English. The Buckingham Journal of Language and Linguistics, 3, pp. 135-162.

GILNER, Leah; MORALES, Frank. FUNCTIONAL LOAD: TRANSCRIPTION AND ANALYSIS OF THE 10,000 MOST FREQUENT WORDS IN SPOKEN ENGLISH. The Buckingham Journal of Language and Linguistics, [S.l.], v. 3, p. 135-162, sep. 2010. ISSN 19579821. Available at: <http://www.bjll.org/index.php/bjll/article/view/27/47>. doi:http://dx.doi.org/10.5750/bjll.v3i0.27.

アクティブ・スキッピング

この間の授業では、文アクセントを体感するために、恒例のスキップグルグルを実施した。英語のいわゆる強い音節が、強いだけでなくピッチが高く、長さも長い、ということを身体で表現するにはスキップが最適なのである。

どうして大学2年生がひとりずつ、男子も女子も、みんなの前でスキップをするか(恥ずかしがらずにやるか、いやたぶん恥ずかしいと思っているが、とりあえずやるか)というと、それはまず最初に55歳のおじさんが自分でスキップしながら英文を唱えてみせるからである。

教授がピョンピョン跳ねて、「さあやってみよ」と言われたら、やらないわけにはいくまい。

うん、これはじゅうぶんいろんな意味で アクティブ でしょ。

次は縄跳びを計画中。

7/02/2015

こだわっていること: 高い声を出せ

たまたま立ち読みしたビジネスハウツー本の一節に、「ドレミファソラシド」の「ファ」のピッチでしゃべれ、というのがあった。営業用には高過ぎるくらいのピッチでしゃべれ、という意味である。

我が意を得たり。

飲食店従業員の「いらっしゃいませ~」「ありがとうございました~」のトーンが低ければ、偉そうで感じが悪い(と普通の日本人は感じる)。

教員も当然接客業である。よって営業用のトーンで(英語を)しゃべる職業的な義務があるのである。もちろん終始ピッチを高くという意味ではなく、最低ピッチと最高ピッチの差を大きくせよ、という意味である。それが日本語英語から脱却する道でもある。

最近、教員養成授業でこだわっていることの1つに、学生が低い声でぼそぼそ音読するのを絶対に許さない、というのがある。

暗いボソボソ学生には、「いらっしゃいませ~」を言わせたり、お笑い芸人がステージに出てくる時の最初の一声「は~い、ど~も~!」をやらせてみたり、ということをしている。

自分の本来の話し方にかかわらず、低いトーンでぼそぼそ暗くしゃべって生徒を暗くする権利は教師にはないのだから。

4月に「は~い、ど~も~!」トレーニングをやらせた彼は、教育実習では「思い切ってはじけたパフォーマンスをした」とのことで、指導の先生からも生徒からも好評を得て、笑顔で帰って来た。


足らないもの:「アクティブ・ティーチング」

「アクティブ・ラーニング」などの前に、教師がしっかりとガンガン詰め込んで教える、ぎりぎり学生を追い込んで教える、いわばアクティブ・ティーチング、アグレッシブ・ティーチングがもっともっと必要だ。

やるもやらぬも学生任せのやわな教員ばかり多すぎるのではないだろうか。

7/01/2015

うっとおしいもの:「アクティブ・ラーニング」

私の個人としての意見であるが、最近、猫も杓子も「アクティブ・ラーニング」「アクティブ・ラーニング」と言い立てるのが、鬱陶しくて仕方がない。

「授業のなかでどのくらいの割合がアクティブ・ラーニングを採用していますか」といったアンケートがよくあるが、まるでそれ以外は「アクティブでないラーニングだ」と決めつける枠組みを肯定させられたうえで回答するようで大変に不本意である。

learning は passive より active であるのがいいのに決まっているが、バズワードになった 「アクティブ・ラーニング」はいただけない。

グループワークだのディベートだのフィールドワークだのプレゼンテーションだのを指すことが多いようだが、そういう目に見える「派手な」活動だけが、学習として active であるはずがない。

本を読みながらいろいろ考えるのも大変に 脳内active な活動であるし、アイディアを練って黙ってPCに向かってエッセイを書くのも大変に 脳内active な活動である。

すくなくともツール学習である英語学習、語学学習に、いまの「アクティブ・ラーニング騒ぎ」は、いい迷惑である。なんといっても、教師主導の一斉授業が大切である。

見かけが teacher-fronted の一斉授業は passive で、学生が前に立ってなにかやっていれば active だ、とは全く思わない。