本日、焼き鳥屋のマスターに聞いた話:
松屋デパートの重役がタクシーに乗り、
「松屋デパートまで。」
と言ったら、タクシー運転手が、
「松屋ですね?」
と確認した。
その瞬間、件の重役は、
「牛丼屋じゃないよ!」
とムッとして訂正した、という。
ポイントは、「マツヤ」のアクセント。
牛丼の「松屋」は、マ↑ツ↓ヤ。
対して、「松屋デパート」は、「松屋」、「デパート」が独立している時は、マ↑ツ↓ヤ デ↑パ↓アト だ(と少なくとも私は思うのだ)が、「松屋デパート」になると、連読変調が働き、 マツヤデ↑パ↓アト となるのである。
つまりその重役は、マツヤ をフラットに発音されないと気に入らなかった、というわけである。
逆に私の場合は、シズカ は、シ↓ズカ なので、「先生」とか「さん」がついても、シ↓ズカ と言ってもらいたいのだが、60%くらいの割合で、連読変調が起こり、シズカセ↑ンセ↓イ と、シズカ部分をフラットに言われてしまい、気持ち悪い。