どなたでも参加できます。ぜひお運びください。
発音ザムライ、ジャパリッシュ英語教師を斬る! 寄るな触るな、触れなば斬らん! 斬り捨て御免で御意見無用! (Part of the Caption by Courtesy of Madame Satoh)
Total Pageviews
11/10/2017
子どもたちからヒゲとボーズにお礼をいただきました!
先日お邪魔してドレミを歌う練習をしてきた守口市さつき学園小学校の子どもたちが、ヒゲ先生こと私とボーズ先生こと淡路先生あてに、きれいな色厚紙をつかった心のこもった手書きのお礼カードを送ってくれました。みんなありがとうね~! ますます上手になってください。
11/09/2017
Lはグ〜っと。
また実施している Top of the World を題材とした、音声ファイル提出に対するフィードバックのメールの一部:
expLanation がダメなひとが目立ちます。
Lも日本語のラ行も、舌先が歯茎につきます。しかし、Lは「側音」といって、舌先の横が開いていないとLになりません。そのためには、何度も言っていますが、Lにおける舌先の歯茎へのコンタクトは、ラ行音の何倍も「時間が長い」ものです。
「ぐ〜ッとつけろ!」と何度も言っているのはそういう意味もあります。
チョロっとつけるのではなく、長く、ぐ〜ッとつけないと、Lになりません。L自体の時間を長く。
LLLLooking
expLLLLLanaition
LLLLove
11/06/2017
集団グルグルに最強の武器:iPads
今日は淡路先生と大阪府守口市のさつき学園に出張り、80名弱の小学5年生を相手に ドレミの歌を教えてきました。場所はもちろん体育館。研究のための音声データ収集という目的もあります。
前回、高島5小のときと違い、学生アシスタントはいなかったかわりに、あらかじめ学生がそれぞれの音を顔アップで歌っている映像を仕込み、それをiPad約40台に入れました。我々もiPad Miniは4台持参したのですが、それが不要なほどさつき学園側にiPadがあり、大助かり。
淡路先生とふたりで約40分ほど一斉練習をしたあとに、いよいよグルグルの開始。グルグルの判定は我々2名プラスさつき学園側の先生方3名。体育館の壁5箇所に歌詞を大きく貼ってそこに立って児童が来るのを待ちます。片手には合格したときに押すスタンプ。
児童は、二人ペアになり、iPadを何度か見て練習して、よしっとなったら我々のどこかに来て判定にチャレンジする、というシステム。
全体の時間が105分もらえたので、グルグルにも十分な時間がとれ、最終的にはほとんどの児童がすべての音に合格スタンプをゲットできました。ぜんぶの音にスタンプが押された児童は、別の先生のところに回ってさらに、ダブルでスタンプを貰います。やはりスタンプはなかなかインセンティブになるようです。
今回の感想:
その(1) ペアにしたのは良かった。うまくいかないパートナーを一所懸命コーチする姿も見られました。グルグルのハードルを下げるためにも良かったかも。慣れてきてあまりバラバラの場合には、私は「ひとりずつ歌ってみて」といって、ひとりひとりスタンプを押したりもしましたが。
その(2) やはりまだきちんと文字を読んでいるわけではないので、どうしても長くなるとしんどい。Tea, a drink with jam and bread が最難関。 文字と音の結びつきを指導するのは大切。
そしてその(3) iPadグレート! これだけの台数があって二人で参照できるとなると、かなりの支援となります。淡路先生とふたりでいかに40分頑張っても、最初の一斉指導での定着には限界があります。絶対忘れるし。その時、手元のiPadのなかで、大学生のお姉さんが口元を大きく見せながら笑顔でわかりやすく歌っている映像を何度も好きなだけ参照できるのは大きい。映像モデルになってくれた二人にも感謝。
終了したあとに嬉しそうにドレミを歌いながら引き上げていった児童たちが印象的でした。
さあ明日はまた自分の大学で歌グルグルです。大学生の場合はわざわざiPadをこちらが渡さなくとも、全員スマホを持っているので、その場でYouTubeを参照させています。一斉で練習し、あとは個別練習させるときに音源補助がある、というシステムは今日のと共通ですね、考えてみれば。
前回、高島5小のときと違い、学生アシスタントはいなかったかわりに、あらかじめ学生がそれぞれの音を顔アップで歌っている映像を仕込み、それをiPad約40台に入れました。我々もiPad Miniは4台持参したのですが、それが不要なほどさつき学園側にiPadがあり、大助かり。
淡路先生とふたりで約40分ほど一斉練習をしたあとに、いよいよグルグルの開始。グルグルの判定は我々2名プラスさつき学園側の先生方3名。体育館の壁5箇所に歌詞を大きく貼ってそこに立って児童が来るのを待ちます。片手には合格したときに押すスタンプ。
児童は、二人ペアになり、iPadを何度か見て練習して、よしっとなったら我々のどこかに来て判定にチャレンジする、というシステム。
全体の時間が105分もらえたので、グルグルにも十分な時間がとれ、最終的にはほとんどの児童がすべての音に合格スタンプをゲットできました。ぜんぶの音にスタンプが押された児童は、別の先生のところに回ってさらに、ダブルでスタンプを貰います。やはりスタンプはなかなかインセンティブになるようです。
今回の感想:
その(1) ペアにしたのは良かった。うまくいかないパートナーを一所懸命コーチする姿も見られました。グルグルのハードルを下げるためにも良かったかも。慣れてきてあまりバラバラの場合には、私は「ひとりずつ歌ってみて」といって、ひとりひとりスタンプを押したりもしましたが。
その(2) やはりまだきちんと文字を読んでいるわけではないので、どうしても長くなるとしんどい。Tea, a drink with jam and bread が最難関。 文字と音の結びつきを指導するのは大切。
そしてその(3) iPadグレート! これだけの台数があって二人で参照できるとなると、かなりの支援となります。淡路先生とふたりでいかに40分頑張っても、最初の一斉指導での定着には限界があります。絶対忘れるし。その時、手元のiPadのなかで、大学生のお姉さんが口元を大きく見せながら笑顔でわかりやすく歌っている映像を何度も好きなだけ参照できるのは大きい。映像モデルになってくれた二人にも感謝。
終了したあとに嬉しそうにドレミを歌いながら引き上げていった児童たちが印象的でした。
さあ明日はまた自分の大学で歌グルグルです。大学生の場合はわざわざiPadをこちらが渡さなくとも、全員スマホを持っているので、その場でYouTubeを参照させています。一斉で練習し、あとは個別練習させるときに音源補助がある、というシステムは今日のと共通ですね、考えてみれば。
11/04/2017
出場者のみなさんへ(スピーチコンテスト最後のご挨拶)
Contestants, standing here in the spotlight is not something allowed for anyone. Those who have not been awarded must be feeling down, but you don't need to.
Be reminded that you are here today because you have been selected from among 70 plus applicants. Please be proud. I am pleased to say that the level of this year’s contest was very high by any standard.
So it is quite timely and appropriate that many speeches today addressed that issue.
I know how hard you worked in coming up with your ideas, organizing them and reorganizing them so they can be most effectively conveyed to the audience,
drafting, which is always a hard, time-consuming task when you are doing it in a second language, and practicing oral delivery again, again, and again.
I’m convinced that the process that you have gone through since the day you decided to take up the challenge of entering this contest -- that process has made you grow up to be stronger, more mature, and more confident both as an English user and as a human being.
Let me praise you and congratulate you once again for that. Thank you very much.

Speeches can be informative, persuasive, inspirational, and empowering.
Today we were informed of what to and what not to expect in toilets in foreign countries, how to make teachers believe that you are an active student, and how to start a new romantic relationship.
We were persuaded not to pre-judge customs and practices in other cultures, and rather to reconsider our own accepted and familiar practice of saying as few things as possible to strangers in stations and stores.
And we were inspired about how better to live by not comparing ourselves to others, by sticking to your guns, but at the same time by being brave enough to change your course.
Of all these messages, I was particularly impressed by the ones that alarmed us of ethnocentrism and emphasized the importance of diversity and inclusiveness.
That is because we are living in an age of ethnocentrism, in an age of nationalism and it is a sad truth that we, Japanese, as a nation, have a tendency to be ethnocentric and Japano-supremacist.
Today we were informed of what to and what not to expect in toilets in foreign countries, how to make teachers believe that you are an active student, and how to start a new romantic relationship.
We were persuaded not to pre-judge customs and practices in other cultures, and rather to reconsider our own accepted and familiar practice of saying as few things as possible to strangers in stations and stores.
And we were inspired about how better to live by not comparing ourselves to others, by sticking to your guns, but at the same time by being brave enough to change your course.
Of all these messages, I was particularly impressed by the ones that alarmed us of ethnocentrism and emphasized the importance of diversity and inclusiveness.
That is because we are living in an age of ethnocentrism, in an age of nationalism and it is a sad truth that we, Japanese, as a nation, have a tendency to be ethnocentric and Japano-supremacist.
So it is quite timely and appropriate that many speeches today addressed that issue.
I know how hard you worked in coming up with your ideas, organizing them and reorganizing them so they can be most effectively conveyed to the audience,
drafting, which is always a hard, time-consuming task when you are doing it in a second language, and practicing oral delivery again, again, and again.
I’m convinced that the process that you have gone through since the day you decided to take up the challenge of entering this contest -- that process has made you grow up to be stronger, more mature, and more confident both as an English user and as a human being.
Let me praise you and congratulate you once again for that. Thank you very much.
11/03/2017
スピーチコンテスト、心地よい疲れで終わりました
今年は今までと比べても最高レベルのコンテストでした。
高校生は高校生なりに、大学生は大学生らしく精一杯頑張ってくれました。参加してくださった高校生のみなさん、引率の先生方、ありがとうございました。高校生には大きく分けて2つのパターンがありました。
内容は聞くに値するものがありながら、LとかTHとかの細かい分節音ができていないといいうパターンと、英語は達者でうまく音的には完璧に近いのだが、聞いている聴衆にメッセージが本当に届いているかどうかにはいまひとつ関心がないように私には見える、具体的には最初から最後まで早口で、キーワードでさえも焦点化しようとしない、というパターンがありました。
どちらも惜しいな、と思いました。
思いつきですが、来年のコンテストからは、本選出場が決まった高校生には我々が一回音声面に関してフィードバックをし、それふまえて出場してもらうのも良いかもしれません。来年にむけて検討します。
手前味噌ですが、大学生は一人残らず、良かったと思います。観戦してくださったある高校の引率の先生から情報ですが、聴衆の高校生が、「大学生のほうがわかりやすいです。」と言っていたそうです。
その通りだと思います。事前指導でとにかく強調したのは、「聞いている人に『メッセージ』『意味』と届けると思え。そう思えば、しっかり焦点として発音せねばならない部分はどこなのか、自ずとわかってくる。ペラペラ早口で喋るな。とくに最初のパラグラフでは、文と文の間に、勇気をもって「間」をとれ。」ということでした。
たとえ英語のスピーチコンテストであっても、ほとんどの観客にとって英語が外国語である、という状況で、ネイティブスピーカーにだけわかればよい、という姿勢でのスピーチには私は疑問を感じます。私のベースが英語教員だから、とくにそう感じるのかもしれませんが。
テンパりながらも、大学生たちはこのアドバイスをまずます意識したパフォーマンスができたのではないか、と思います。
いずれにしても、この3ヶ月、淡路先生と力をあわせて学生の指導に力を傾注しました。しばらく「スピコン・ロス」に見舞われそうです。こういうロスを感じる機会・環境に恵まれている大学教員は、まずなかなかいないと思われます。
高校生は高校生なりに、大学生は大学生らしく精一杯頑張ってくれました。参加してくださった高校生のみなさん、引率の先生方、ありがとうございました。高校生には大きく分けて2つのパターンがありました。
内容は聞くに値するものがありながら、LとかTHとかの細かい分節音ができていないといいうパターンと、英語は達者でうまく音的には完璧に近いのだが、聞いている聴衆にメッセージが本当に届いているかどうかにはいまひとつ関心がないように私には見える、具体的には最初から最後まで早口で、キーワードでさえも焦点化しようとしない、というパターンがありました。
どちらも惜しいな、と思いました。
思いつきですが、来年のコンテストからは、本選出場が決まった高校生には我々が一回音声面に関してフィードバックをし、それふまえて出場してもらうのも良いかもしれません。来年にむけて検討します。
手前味噌ですが、大学生は一人残らず、良かったと思います。観戦してくださったある高校の引率の先生から情報ですが、聴衆の高校生が、「大学生のほうがわかりやすいです。」と言っていたそうです。
その通りだと思います。事前指導でとにかく強調したのは、「聞いている人に『メッセージ』『意味』と届けると思え。そう思えば、しっかり焦点として発音せねばならない部分はどこなのか、自ずとわかってくる。ペラペラ早口で喋るな。とくに最初のパラグラフでは、文と文の間に、勇気をもって「間」をとれ。」ということでした。
たとえ英語のスピーチコンテストであっても、ほとんどの観客にとって英語が外国語である、という状況で、ネイティブスピーカーにだけわかればよい、という姿勢でのスピーチには私は疑問を感じます。私のベースが英語教員だから、とくにそう感じるのかもしれませんが。
テンパりながらも、大学生たちはこのアドバイスをまずます意識したパフォーマンスができたのではないか、と思います。
いずれにしても、この3ヶ月、淡路先生と力をあわせて学生の指導に力を傾注しました。しばらく「スピコン・ロス」に見舞われそうです。こういうロスを感じる機会・環境に恵まれている大学教員は、まずなかなかいないと思われます。
Subscribe to:
Posts (Atom)