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6/29/2014

吸わないのはいいけど。。。

こんばんは。

みなさんの、レポートやメールに散見される表現、「すいません」について指摘しておきます。

言うまでもなく、正しい表現「すみません」とは、「済みません」であり、「このまま何もつぐないをしないのでは済まないほどのことを私はやってしまいました。」という意味の、軽い謝罪のことばです。

しかし sumimasen (すみません)は、mの部分で両唇をつづけて2回、合わせる必要があるため、比較的面倒くさい発音であり、その省力化として、mをひとつにしてしまう、suimasen (すいません)が、日常の、ぞんざいな発音としては普通になっています。

耳で聞いているぶんには許容範囲ですが、それを書面、メールで、

「すいません」

と表記されると、非常に奇異な感じがあり、率直にいって、「この書き手はおバカである。お利口でない。教養がない。」という印象を受けます。

まるで、(たばこを)「吸いません」と言っているようですし、「ありがとうございます」 の代わりに、「あざーす」 と書いているのと同じようなものです。

ということで、これからは、すくなくとも書き言葉のときは必ず、(また、改まった席では、口で言うときも) 

すみません

とすることを強く勧めます。

泣いた

マダム・イン・ニューヨーク (原題 English Vinglish)

ムダのない授業

「靜先生の授業は1秒もムダがありませんでした。」

あはは。。。 やっぱりこっちの考えていることは伝わるんだね。

日本人は発音指導できないからネイティブに頼もう

「日本人の教師が発音を指導するのはなかなか難しいと思います。そこで私が提案するのはALTの人に発音してもらう、ということです。」

質問:ALTの人に発音してもらうと、生徒の発音は良くなるのですか?正しい音を聞かせていれば生徒の発音が良くなるのですか?じゃあどうして「日本人の先生」の発音は良くならないのですか?正しい音を聞く機会がないからですか?

6/28/2014

SLAの知見。。。当たり前じゃん

中高教師として7年経験を積んでから初めて修士でSLA関係の文献をたくさん読んだ時の率直な感想は、

当たり前じゃん。生徒見てれば分かるじゃん。

当たり前のことを難しく書いているだけじゃん。

There is nothing new under the sun.

だったのだが、そう思わない人も大変多いのがなぜなのか、私には本当に理解できない。




6/27/2014

アメとムチ

今まで私が受けてきた授業は、たしかに英語の授業でしたが、それは名ばかりのものだったと思い知らされました。先生の授業では、発音に対してまったく譲歩がありません。うまくできていたら合格、できなかったら不合格でやり直し、一見厳しくて、生徒のやる気がそがれていくかのように思えますが、そんなことは全くなくて、むしろがんばって正しい発音を目指す生徒はとても楽しそうですし、実際私も大学での授業で、何回も直されながらうまく発音できるようになったとき、本当の充実感が得られました。それは、先生が普段発音に厳しく、うまくできたらきちんとほめる、という飴と鞭がうまくできているからだと思いました。

メリハリのある授業、叱るところはきちんと叱り、ほめるところは褒める。なによりもまず正しい発音。これらに重点を置いた先生の授業を、これからの教育実習に生かせていけたらいいなと思います

見極める

高校生のときに自分が受けていた授業を否定されるような授業でした。正しくできてなくても、英語っぽい発音をすれば上手いと言われ、CDや先生が読んだ本文を意味もわからないまま、ただ読んでいました。自分では発音できているかわからないし、そもそも直されることなんてなかったから気にしていなかったと思います。最初に正しい発音を教えていかないといつまでたってもできないまま。しかも本人は自覚していない。生徒にはちゃんとできていないところを指摘し、直させるべきだと思いました。それにはまず教師がきちんと発音できることが前提で、よく口の動きを見て、生徒の発音をよく聞く、教師は本文を見なくても生徒に向かって言えるくらいに準備をしておかなければならない。また、大事なところは色を塗っておいて、発音させるときにも言いながら、強調してゆっくり発音すると、生徒に注意させることができていいと思いました。あとは、生徒がどれだけできているかを見極めて授業をしていくことが必要なのだと感じました。