こんばんは。
みなさんの、レポートやメールに散見される表現、「すいません」 について指摘しておきます。
言うまでもなく、正しい表現「すみません」とは、「済みません」 であり、「 このまま何もつぐないをしないのでは済まないほどのことを私はや ってしまいました。」という意味の、軽い謝罪のことばです。
しかし sumimasen (すみません)は、mの部分で両唇をつづけて2回、 合わせる必要があるため、比較的面倒くさい発音であり、 その省力化として、mをひとつにしてしまう、suimasen (すいません)が、日常の、 ぞんざいな発音としては普通になっています。
耳で聞いているぶんには許容範囲ですが、それを書面、メールで、
「すいません」
と表記されると、非常に奇異な感じがあり、率直にいって、「 この書き手はおバカである。お利口でない。教養がない。」 という印象を受けます。
まるで、(たばこを)「吸いません」と言っているようですし、「 ありがとうございます」 の代わりに、「あざーす」 と書いているのと同じようなものです。
ということで、これからは、すくなくとも書き言葉のときは必ず、 (また、改まった席では、口で言うときも)
すみません
とすることを強く勧めます。