本日の実習生の授業を巡って感じたことのひとつは、例のなんとか省が言っている「主体的で対話的で深いナンチャラ。。。」という空虚な文言が独り歩きして、すくなくとも英語という教科は結構迷惑を被っているな、ということである。
発音ザムライ、ジャパリッシュ英語教師を斬る! 寄るな触るな、触れなば斬らん! 斬り捨て御免で御意見無用! (Part of the Caption by Courtesy of Madame Satoh)
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6/10/2021
「主体的で対話的で深い学び」というスローガンのなす100害
4/24/2021
生徒/学生の「聞き間違い」を活かすフィードバックと発音カタカナ表記の話
<学生へのLINEのコピー>
きのうの、What if I ....を、What define ..と書き取った人がいます。
これはとても貴重な情報なのですよ。つまり、what if I ...が、自分の耳にどう聞こえたのか、つまりどういう音で発音されたのか、に関する非常にいいヒントです。
(もし自分の生徒が、こういう書取をしたら、たんに「間違い」で片付けてはだめ。)
どういうことか。 What if のtは、アメリカ発音だと、d化することがおおい。 whad if → wha dif
そしてもちろん if i は、 i fi イファイ のようにつながる。
だから、 define のように聞こえたのは、ある意味正解なのです。
そう聞こえた「耳」は正しかった。その耳からの情報を、ただしく What if I ...と解釈する「脳」が足らなかった。
普段から自分でも、 what if I ...を、ワディファイ..と言っていれば、すぐにわかるようになるのです。
それから英語教員志望者向けの話: 一般論として、こういう発音のカタカナ表記は、こうやってピンポイント的に(正しく)使うと、非常に有効です。 とくにリンキング部など。
教育実習で場合によってはプリントで、ところどころ英単語にカタカナを振らせる場合があるのですが、そういうとき、なるべく「よい」カタカナをふりましょう。
私は小学5年生のとき、ラジオの基礎英語をテキストなしで聞いていたとき、 あとから思えば、 Yes, it is. だったのを、音だけから、 イェ〜s ィリエ〜z と聞いていました。
a lot of apples アラーラvエァポウz とかね。
音声学に裏付けされた、「役に立つカタカナ表記」を身に着けましょう。
4/04/2021
Speak Out!【Kindle本出版のお知らせ】
Speak Out!: Connecting the Four English Skills がようやくKindle本として出版にいたりました。CreAid Learning 社としての最初の出版物であり、その著者になれたことを光栄に思っています。
3/24/2021
電子教科書 Speak Out! のサンプル動画と音声が聞けます
クリエイド・ラーニング社から刊行される、大学生用の電子教科書 Speak Out! のサンプルです。スマホ、タブレット、パソコンで利用できる教材で、会話練習や発音チェックのアプリも付属しています。こちらのURLから音声や動画を聞いていただけます。
1/29/2021
「目隠しリピーティング」を紹介してもらいました。
ブログの筆者は私が高校教師時代に担任をしたMamikoさん。英語を教えた高校生がいまこうやってご自身で英語を教える仕事に関わっているのはとても嬉しいことです。
1/13/2021
新刊教科書の紹介のためのウェビナーを1/23に行います。
金星堂 新刊ウェビナー2021
対象は大学・短大などで英語授業をご担当の先生方となります。
(お申込みにはzoomのアカウント登録が必要です)
なお、事前に下記の各教科書のURLより見本をご請求いただき、
是非、事前に見本をご請求ください。
日時:2021年1月23日(土)13~15時(
内容:
『Active English through Movies / アクティブ・ラーニング型 映画で学ぶ英語4技能』
https://www.kinsei-do.co.jp/
登壇者:塩見佳代子 先生
13:30~14:00(うち質疑応答10分)
『World Insiders―Authentic Videos from INSIDER / INSIDERで観て学ぶ 総合英語と世界の深部』
https://www.kinsei-do.co.jp/
登壇者:吉田国子 先生
14:00~14:30(うち質疑応答10分)
『Easy Writing Output! / ライティングから始める英語アウトプット』
https://www.kinsei-do.co.jp/
登壇者:鬼頭和也 先生
14:30~15:00(うち質疑応答10分)
『AMBITIONS Beginner /4技能統合型で学ぶ英語コース:入門編』
https://www.kinsei-do.co.jp/
登壇者:靜哲人 先生
【事前登録はこちらから】
https://zoom.us/webinar/
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
1/09/2021
デジタル「教科書」の日本語ネイティブ英語教師の英語がこれでは困る
このビデオに出てくる日本語ネイティブ教師役の方の英語発音ですが、もうすこしなんとかして欲しい。シュワもヘチマもない感じある。またLも限りなく微妙だ。「先生」はもっともっと先生らしい英語を話していただきたい。これは「英語があまり上手くない」という日本人英語教師の悪いステレオタイプを敢えて採用しているのか?「教科書」にこれを出すのはいくらなんでも、いくらなんでも....では?