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2/06/2011

できる生徒には教師はいらない

ちょっと前の「全員が起きてる授業って珍しいのか?」に関連して:

とくに高校では、「本人の問題だから」とか言って、授業中に寝てる生徒を放っておく教師がそう珍しくないように思う。

本人の問題でもあるが、その教師の問題でもある。人と人との関わりとして、放置しておいては絶対にいけない根源的な問題ではないだろうか。

だいたいこれだけ教材と情報があふれている世の中で、英語ができる生徒には教師はあまり要らない。放っておいてもどんどん自分で勉強できる。

教師の存在価値は、どちらかというと、やらなくちゃとは思っているがついつい怠けてしまうようなごくフツーのレベルの生徒を、グイグイ引っ張ってやることにこそあるのである。

寝ている生徒を放っておくような教師は、それだけで人間として最低だし、インターネットの英語教材にはマネの出来ない、生身の人間教師としてのじぶんの仕事の最も中核的な部分を行っていないのだ。

High school teachers who keep on talking in class, ignoring some students sleeping with their heads down, are neglecting one of their most important jobs, which is teaching what is and is not permissible as a human being.