2年前にお邪魔した共愛学園高等学校に再び呼んでいただき、こんどはWhat Makes You Beautiful を題材にした音節感覚養成/発音トレーニングをさせていただきました。
前回は38名が相手でしたが、今回は1年生、2年生の英語科あわせて90名! お客様が多いとこちらのやる気感も高まります。おまけに新装なったきれいな礼拝堂が会場で、プロジェクターを映す画面も大きいし、言うことなし。
2年前も「ノリノリ高校生」とタイトルづけをしましたが、なぜか共愛の生徒さんとはケミストリーがいいようで、今回も、抜群ににやりやすく、きもちよく進めさせてもらいました。
1時間目は音節の話、2時間はWhat makes..の実技。
一斉指導とグループワークを組み合わせて進め、適宜会場内を歩き回って質問を受けたり、コーチしたり、といつも大学でやっている授業の通りの感じです。
「じゃあ今練習したところまでをグループ内で確認しあってください。あとで、グループから一人ずつでてもらって。。。(ここで悲鳴!) 誰が出ても大丈夫なようにしてください!」
とブラフをかけると、必死になってグループないで collaborative learning を始めてくれる素直さ。いいですね。
で、最後の15分くらいになったので、総仕上げとして、ダメ元で、近くの生徒に、「じゃあ君、1行目を歌ってみて」とマイクをつきつけてみました。
無理なら深追いしないつもりだったのですが、な、なんと、ちゃんと歌うではありませんか!
よしよし。じゃあ、次、2行目を。。。。君!と、つぎつぎとマイクを向けると、全員ちゃんと歌ってくれて、進んで行きます。
ひとり歌えば、会場の雰囲気はもうそういうものだ、ということになって、全員歌いますね。
もちろん、発音面がいまいちだったり、メロディがちょっと違ったり、という場合も多いので、それはきちんとその場で指摘して、それを修正して、はい、全員で!という
個人指名→フィードバック→一斉コーラス
というサイクルを繰り返しながら、1番はすべて歌えました。
最後の5分は、全員でアカペラコーラスをして、かなりの達成感の中で自然と沸き起こった拍手のなかで終わることができました。
初対面の集団で、マイク付きつけテクニックがうまく機能したのは、いろいろな意味ですばらしことだと思います。
楽しいひとときをありがとうございました。