年をおうごとに、靜先生の言葉が身に沁みます。先生がいつかおっしゃっていた
「一生、英語指導屋でいたい」
という言葉が今は沁みます。年齢が中堅世代に入り、校務でも責任あるポジションになってきました。雑務に追われ、子どものことが後回しになりそうなことも多々あります。校務は校務で大事ですから、丁寧に迅速にやっていきます。しかしこの経験が私に「英語指導屋」であることや、「目に映る生徒だけを伸ばす狭い範囲の教師」であることの誇らしさを教えてくれることになりました。
「何もできない。だけど、英語は教えられる」
そんな教師人生って素敵だなって思っています。
**************************************
こういう教師をひとりでも育てられたのであれば、私が生きてきた価値もあった。