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5/04/2013

probably と「スミマセン」の関係

probably は、語中で /b/ があいまい母音を挟んで2回出てくる。

面倒なので、ぞんざいな、あるいは自然な発話では、両唇による /b/ の閉鎖を一回にしてしまった、

pro~bly (プローブリ)

のように発音されることも多い。(辞書にも載っていますね。)

考えてみればこれって、「すみません」がぞんざいな発音で「すいません」とか「すんません」になってしまうのとまったく同じ理屈というかメカニズムである。

sumimasen

は、語中に /m/ が母音を挟んで2回出てくる。両唇を2回閉鎖するのは面倒なので、一回にしてしまい、

suimasen

とか

summasen

になる。

もちろん、英語でも日本語でもきちんと両唇を2回合わせるのが正式で望ましい発音であるのは言うまでもない。