スピーチコンテストの審査では、ジャッジがジャッジペーパーにコメントを書く場合があるが、そのコメントに良いことしか書かないという審査員がいた場合、そのコメントからスピーカーが実質的に得るものは限りなく少ないだろう。
次の機会にむけて自分をさらに高めるためにはどうしたらよいか、というヒントをあげなければまったく意味がないのではないか。
当然、授業も同じ。
そもそも、どうして良いことばかり書く、という発想になるのか、私は理解できない。
限られた時間なのだから、悪いことばかり書きたいものだ。そうすればすべてが改善の手がかり、足がかりになる。