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8/14/2015

グランピング の L/R

手軽でかつ贅沢なキャンプ、といった趣の、「グランピング」が(富裕層の間で)人気を集めている、というテレビレポートがあった。

手ぶらでいってアウトドアっぽい時間と空間を買う、のだそうで。

グランピングとは、グラマラス と キャンピング を合わせた造語です、という説明の後に画面に流れているのは、

GRAMPING

という文字。

ん?

ちょっと待ってちょっと待ってお兄さん。

GLAMOROUS と CAMPING を合わせたなら GLAMPING でしょ。

ネットで確認してみても、もちろん GLAMPING が正しい。

のですが、なんと GRAMPING もありました。

ど、どゆこと?

http://aerogardgrampout.com.au/whats-gramping/

What is gramping?  It's camping with your grandparents. だそうです。

笑ってしまいました。こちらはまともなキャンピングですね。なんだかほっこりします。

8/10/2015

子どものゲーム機の音

最近、電車内などで、母親が連れている子どもがゲーム機をイヤホンなどはしないでやっていて、大きな音ではないが確かに気になるレベルの音を周囲にまき散らしているのに母親は知らん顔をしている、というシチュエーションに立て続けに遭遇してしまった。

一回目は新幹線の車内。しばらく我慢していたがこれから3時間以上我慢するのも嫌なので、ようやく音源を特定して近づき母親に、「それ音でてますよね?」。 母親はすぐ子どもに向かって「やめなさい」と言ったもののこちらにむかっては不満そうに無言で睨んでいるのみ。目的は達したので席に戻ったが、愉快ではなかった。

二回目は中央線の車内。母親二人づれがそれぞれ子どもを連れており、そのうちの1人がプラットフォームにいるときからやっていたゲームを、乗車してからもずっと続けていた。これも特別快速だったのでこの状態で5分以上いるのも嫌だと思い、近づいて音を止めさせてくれるよう頼んだ。今回はすぐやめさせただけでなく、通り一遍のすみません的な言動も一応あった。

良し悪しの判断がつかない子どもは仕方ないが、そういう判断を子どもに教えない母親が増え、さらにそういうシチュエーションにモノ言う周囲の大人が減った、ということだろう。

(いつか刺されるか。)

8/08/2015

プリクラ2回め

初プリクラから2年半

今の機械はほとんど誰だかわからないくらい盛るね





学会の口頭発表では、発表者は時間枠を守り、質疑がなければさっさと終わって欲しい

これは、ずいぶんまえに『英語教育』に書いたことなのだが、今回も感じた。

まず発表20分、質疑10分となっていたら、発表者は自分の発表は、開始後 20分00秒までに終わらせることは最優先にすべきだと思う。

またある学会では、司会者の役割として、質疑応答を活性化させてくださいというインストラクションをもらったのだが、やや子どもじみているように感じた。

小学生の学級会ではなく、大人の研究者同士の集まりなのだから時間のあるかぎり質問したい人は質問し、コメントしたい人はコメントすればよいのであって、質問もコメントもなければ、ないのだから司会者がことさら質問をひねり出して時間を埋める必要はまったくない。さっさとセッションを終わらせるのが潔いし、誰にとってもハッピーな結果になる。

もちろん司会者が質問したければすればよい。

8/05/2015

ヘルキャンプ 1996 その後

しかし、実は、そのままでは終わらず、一旦成績を出して数ヶ月たってから、大問題となったのである。

要は、80名の合宿授業で全員不可とは何事か、と。

それが教官会議で大問題になった時には私自身は国外にいたし、当時はいまほどeメールが簡単ではなかったのでやりとりはもどかしいものがあったが、精一杯、正論を展開して判断の正しさを主張はした。

しかし、最終的には「評価を修正せよ」という校長命令が出て、割り切れないと思いつつ評価を修正するという結末となった。

しかしあいつらはあの時納得していたはず。納得できない。

帰国した後に学生たちにひとりひとり確かめて回った。

あれはお前たちが文句を言ったのか?

いや、私たちは不可に納得していました。約束を破ったのは自分が悪かったし、あのキャンプはとてもためになったので、不可でもいいと思っていました。

騒いだのは周りの大人だった。親であり、教員だった。あいつらは納得していたという自分の判断は間違っていなかった、とわかっただけで気持ちが収まった。

その時の同僚と先日呑む機会があり、熱く20年前を振り返った。

あの時はひどかったよね。。。 全員不可ってさぁ。。

あはは、まぁねぇ。。

とはその場では答えたが、むむむ。どうかな。

あのときは36歳のペーペーだったから暴走したのか、「責任ある」立場になった55歳の今、もし同じ状況があったら別のように行動するのか。

たぶんしない。

That is not something I would have done differently even if I had a chance to do so. Rather, that is one of the things I look back upon most proudly and dearly, thinking of my students then.

ヘルキャンプ 1996

そういえば、Hell Camp という言い方は 1995年、1996年頃 使っていたのだった。

約80人を二泊三日で英語合宿に引率。誰が呼んだか、体重ヘルヘル、へるキャンプ。

参加の条件は、一切日本語を使わないこと。一言でも日本語を使った時には自分の費用で即刻帰宅します、という一筆を書かせ署名までとって集まった自主参加の16~17歳、80人。

青年の家で朝から晩まで英語特訓また特訓。

しかし1日、2日とたつうちに、当然といえば当然ながら、入浴中や部屋では日本語を使っている、という噂が。

それはアカン! アメリカには Honor systemがあるんだよ、と一緒に行っていたRonが。そうだ、それはアカン。

というわけで迎えた修了式。

お前たちは日本語を使わないという条件で自主的に参加した。しかし、君たちの中には日本語を使っていた者がいる、という噂を聞いた。それは事実か?

それではこの場で聞く。お前たちのなかで、この3日間、日本語を一言も使わなった者がいれば立て。

ひとことでも日本語を使ったのなら、ルール違反をしたということなので、約束通り、単位は与えない。

それを確認した上で、もういちど聞く。

日本語を使わなかったものがいたか。いたなら立て。

(当然ながら、誰も立たない。)

よし。じゃあ全員使ったということだな。わかった。では全員不可とする。

以上、修了式を終了する。

かくして参加者全員、不可、となった。。。

のが、ヘルキャンプ 1996の夏。




ヘルキャンプ 2015

「合宿」、今年も終わりました。合宿じゃないけれど、毎日6時間半も顔を突き合わせているとバーチャル合宿みたいな気持ちになります。

4日前には初対面だった人たちと別れがたい気持ちになれるのはこういう形式ならではの醍醐味だと思います。

今回もバラエティに富んだメンバーでしたが、きっとそれぞれ感じとってくれたものがあると信じます。これからが楽しみな若者もいれば、さらにバージョンアップしそうなベテランも。

今日は、ヒートアップした気持ちのクールダウンとなまった身体のシェイプアップを兼ねて、A川沿いを北上し、最終的にはなんと懐かしのS峡まで行きました。さすがに36度の炎天下のジョギングは bad idea だったようで、夜になった今、腕やら首の後やらが真っ赤になってヒリヒリ。

(これぞ夏というような空に浮かんでいた白い雲の間にKKNがいないかと探したら、見えたような気がした。)

さあ明日はやっと帰れる。。。。