今日の「発音道場」の受講者感想:
満足できた 24 名 普通 1 名 満足できなかった 1 名 未記入 1名
<不満足>
1.Let It Goだけおもしろかった。それ以外は発音オタクの自己満講座でした。公開処刑が多く、学習者心理をもっと勉強された方が良いと思いました。“大学の先生”ってカンジでした。(えらそう)(公立中学 7年)
<不満足>の1名のコメントに対して逆コメントしておきます。
私は「発音オタク」だとは思いますが、「自己満足」講座ではありません。
公開処刑というのは、全員の前で個人の発音のマズイ点を具体的にピンポイントで指摘している、のを指していると思います。全員の前で指摘することは必要なことです。きょうあの場に集まっていたのは、全員英語教師であり、英語を教えるプロです。マズイ発音をしているご本人がそのマズさを指摘してもらうことは必要なことです。そのまま生徒の前で発音してはならない、と知るためです。そしてそれを周囲の教員が聞いていて、その音がマズイのだ、と分かることも必要なことです。それがそのまま生徒の指導につながるからです。
そういう思いもあり、適宜、あなたの言う「公開処刑」を取り入れています。しかし実は「公開」でも「処刑」でもありません。公開ではないのは、あくまであの会場のなかだけでのできごとであり、しかも受講者同士ほとんど顔も名前もしらない集団という状況での話だからです。また「処刑」でないのは、単にダメ出しをして斬って終わっているのではなく、その場で出来る限り、「よし」に変わるまで治療をしているからです。よって「公開処刑」ではなく、「半公開治療」です。
私はグルグルの中でも典型的なマズイ発音現象に出くわした場合は、相手が英語教員志望の学生であっても、マイクをつかって全員に対してそのマズイ発音を聞かせ、どこがどう、なぜマズイのかを全員に対して指導します。それは英語教員になる学生だからです。自分で無意識に正しい発音が出来るだけではダメであり、他人のダメな発音をきいてダメだと分かることが必要な職業につく人間だからです。
いわんや、いますでに現職の教員であれば、そのトレーニングも欠かせません。そういうトレーニングをするつもりがないのなら、「発音道場」という名のセミナーに何を求めてきたのでしょう?
通常の英語スキル授業を受けている生徒ではあるまいし、「学習者心理」を考えて欲しい、みなの前で恥ずかしい思いをさせないで欲しい(?)、などという甘えは、金銭をとって英語を教えている教員に許されるものではありません。単なる一学習者に戻ってからのみ許される甘えです。
<満足>
1.長年教員をやっていて、今回異動をした。その学校では、発音指導に力を入れていて、生徒から発音のまずさを指摘されることもあり、四苦八苦していた。そんな時ELEC研修会の案内を見て、靜先生の講義を是非受けたいと思い、今日参加させていただいた。今回の研修はそんな私にぴったりの研修だった。今回のような研修を継続的に受ける必要があると強く思った。まだまだ私には足りないところがたくさんあると実感させられる研修だった。本当に充実していて、時間があっという間に過ぎた。今日は一日有難うございました。(公立中学校 勤続18年)
2.1つ1つ丁寧にやることが大切であることを改めて実感しました。今日はありがとうございました。(公立中学 3年)
3.重箱をすみまで正しい発音が出来るようになりたいと思い参加させていただきました。自分でできているつもりの音が発見できたのが大きな収穫です。ありがとうございました。(?中学 19年)
4.今日の発音道場とても勉強になりました。実践を伴う講義をもっとやってほしいです。(公立中学 2年)
5.毎月受けたいくらいです。自分の発音を客観的に見ることができた。2学期から、責任をもって1つずつ発音に正確に取り組んで指導していきたい。来年も受けたいです。(公立中学 8年)
6.なかなか発音を注意して頂ける機会とかないので、すごくうれしかったです。ありがとうございました。(公立中学 16年)
7.今日のように、個別に発音をチェックされて、直してもらえる経験はとても貴重です。何十年もまちがった発音で生徒に触れていたかと思うと申し訳ないです。できることから、しっかり身につけたいです。まず今日は‘n’の音と、帯気音、破擦音は忘れないようにします。リズム感は大切ですね。役に立てられるように復習しようと思います。(私立高校 30年)
8.d3破擦音 cards など意識せず使っていたものも多く、課題の多さに気付かされました。1つ1つ丁寧に練習していこうと思います。ありがとうございました。(私立中高一貫 7年)
9.音声については大学の時苦手で、あまり一生懸命やらなかったので、今回久しぶりに学べてよかったです。現場でやってみて初めて疑問がわくことがあります。すごく基本的なことも曖昧なままやっていました。でも歌を使い、楽しかったです。(公立高校 14年)
10.
rとlの聞き分けは、19歳までに身に付けないとできない、と聞いたことがあります。人間は、自分が発音できる音だけ耳がキャッチすると言いますが、日本人にとってのrとlだけは難しいのだとか。音に敏感な体質を、私も持っています。たまに、へんな音がつらいときも・・・。(公立中学 29年)
11.
私自身がもっと発音の練習に熱心に取り組まなければいけないと感じました。同じような講座を継続して受けたいです。(私立中高 4年)
12.
自分では言えていると思っている発音でも、全然できていないことがわかりました。知識がたくさん身に付きました。早速授業に生かしていきたいと思います。(公立中学 3年)
13.
普段の発音を見直す良いきっかけになりました。発音ひとつひとつよりもlinkingができなくて、先生に指摘してもらってよかったです。大学の時にもっと単語の発音を勉強しておけばよかったです。「~音」と書いてあってもパッと思い浮かばないことも多くあり、これを機に先生の本を買って勉強しようと思います。靜先生はいつもtimelyな歌を使っておられて、そのまま授業で私も使ってみようと思います。日本語と英語を比較したり、ターゲットとなる音をきちんと発音できるようになるコツが分かりました。(公立高校 5年)
14.
1つ1つの発音に注意しなければならない、もう一度発音の総復習をしなければならないと思った。(私立中高 24年)
15.
昨年も申込みの希望を出していたのですがチャンスがなく、今日はウェイティングの後、参加させて頂くことができました。普段の授業では指導の対象にしていなかった発音にも重要な音があることに気付くかせて頂きました。自分自身の耳のトレーニングも必要だと感じました。大変有意義な時間でした。あっという間の1日、どうもありがとうございました。今後の指導に生かしていきます。(自分の発音にもです。(大学 12年)
16.
沢山練習できてよかったです。(私立中高 9年)
17.
とても刺激になりました。2学期頑張ります。著書が帰ると良いな、と思いました。(公立高校 8年)
18.
発音はとても大切なのですが、日頃の授業では意識しているつもりがついついいい加減になっているところがたくさんあるなと改めて気づかされました。生徒はやはり発音が良い教員を好むので、今日教えていただいたことを忘れずに、自身の発音向上に励みつつ頑張っていきたいと思います。ありがとうございました。(私立中高 18年)
19.
曖昧になっている知識や、できるつもりでできていないことの多さに反省しました。今日学んだものを中心に復習したいです。その上で、生徒へ授業の中でどのように使うのかの実践の講座も受けてみたいです。(公立中学 7年)
20.
自分の発音を正される機会がない中で、本講座で指摘されることが、私にとってとても大事な機会となりました。真似することから取り組んでいきます。ありがとうございました。(?中高 5年)
21.
少々難しかったですが、自分自身のレベルアップの機会になる勉強ができました。先生のご講義を参考に“発音”を評価するシステムを授業に取り入れ、“英語が話せると楽しい”という英語を学ぶための動機づけが行える様にしたいと思います。(公立高校 3年)
<普通>
1.発音指導のポイント(何をエラーとするか)が実際に体感できたことがとてもよかったです。グルグルも一度体験してみたかったので貴重な体験となりました。ありがとうございました。(私立高校 8年)
<未記入>
1.実際にやってみることが多くためになったが、実際に自分が指導するには自分が自信をもってやれるようになることが不可欠。一日の講習では難しいと思った。どうやって自分で研鑽するか。(私立高校 28年)