ありそう(?)でなかった授業を今年始めることができました。
1年間、歌だけ「やる」授業。
1年間スピーチだけをやる授業は以前高校教員時代に持っていましたが、歌だけやる授業はさすがに実現したことはありませんでした。
しかし教科書本文だけ「やる」授業もあるので、歌だけやる授業があってもおかしくないはず。
もちろん歌詞には語彙も文法も表現も、そしてなにより発音上のポイントもつまっているので、教材として不足はまったくないし、どうせ覚えるならどこかでこれから耳にする可能性も高い歌の一節を覚えたほうが、オトクでしょう。
入っている表現を使って即興のペアワークしたりスピーキングのネタにも事欠きませんし、もちろんライティングにも使えます。
ただ人数がおそらく70名近いのでベーシックグルグルは無理ですから、授業モデルを少し工夫するつもりです。大勢の前でマイクが回ってきて歌うというのがイヤな人は履修しないでね、と言ってもこの人数が来ているので、楽しい授業になると思います。
スクリーンだけ見て歌えるような歌詞付きの映像の編集にも力が入るところです。