教えて教えられることと、教えたくても教えられないことがある。
訓練によって向上できる部分と、ほとんど向上できない部分がある。
体格や容姿はもちろん、もって生まれた声の質、などは後者に入るだろう。話し方は変えられても、根本的な声質は変えられまい。
そういう複数の資質が合わさり、生徒を前にした時の「華」、教室の雰囲気を一瞬で自分色に染め変えてしまう、教師としてのオーラ(のもと)となる。
これらを実習生のうちから身につけている学生は幸運である。そういう学生はhead startしているのだ。
あとは改善できる部分を改善してゆくのみ。