三田線で隣になった高校生(たぶん1年くらいか)の4人組。テスト前なのか単語集の学習に余念がない。二人が私の隣に、二人が向い側に座った。
隣の二人の会話が耳に入って来る。
「発音がわからないよね。」
「アプリで聴いたけどすぐ忘れちゃうよね。」
「これなんて発音するんだろう〜」
二人ともここで一瞬沈黙。
横目で見ると 問題の単語はoccupy である。
我慢できず
アキュパーイ
と口から。
ぎょっとして一瞬固まってこちらを見た二人は、その音声を発した主が危険人物ではないと判断したらしく、
「もう一回言って下さい」と言うので、つづりを指差しながら、もういちど
オキュパーイ あるいはアメリカ人なら、アキュパーイ
だね、などと始めてしまった。
向こう側に座っている子は
(みんな教えてもらおうよ)
などと言っている。
それからこちらが下車するまでの数分間、
dominate (最後に e がくると、nateはネイt ね。)
pursue (いやいや、パーシュー じゃないよ。プァス~だよ。)
urge (いやいや、アージ じゃなくて、もっとウに近くね、ウァ~ヂ)
などの指導を行なったのだった。
ちょっと楽しい秋の昼下がりの出来事。
やっぱ俺はオカシイね。。(^^)