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3/14/2019

ようやく公刊! 『英語授業の心・技・体』のミスリーディングな要約引用に係る諸考察

あれから1年。ようやくpublishされました。

靜哲人 (2019)
『英語授業の心・技・体』のミスリーディングな要約引用に係る諸考察
(Considerations on a Misleading Summative Citation of Eigo-jugyo no shin-gi-tai)
『大東文化大学紀要』 第57号 (人文科学)pp. 43-61


要旨


靜哲人著『英語授業の心・技・体』(研究社)が、松村昌紀(編)『タスク・ベースの英語指導—TBLTの理解と実践』(大修館)の第2章である福田純也著「タスク・ベースの言語指導と認知のメカニズム -- 第二言語の学習を促す心理的要因」のpp. 43-44で要約引用されている。しかしながら、その引用のされかたは『英語授業の心・技・体』の内容に照らして誤りであると筆者は考える。そこでその旨を同書の編者である松村昌紀氏および当該章の著者である福田純也氏に申し立てたところ、当該箇所が誤引用であるとは考えない旨の回答を得た。それから約2ヶ月に渡る交渉を経て、最終的には「同書が重版される際には『英語授業の心・技・体』に対する引用は削除される」ことが合意されたのだが、当該箇所は誤引用でも不適切でもないという松村氏・福田氏の主張は最後まで変わらなかった。その経緯を記録し、筆者と松村氏・福田氏側双方の主張の詳細を記した上で、当該引用がなぜどのように誤りであると筆者が考えるのかを明らかにする。




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