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3/05/2017

言語エキスポWS終了しました

淡路佳昌科研プロジェクトの一環でもある「小学校の先生のための手取り足取り発音講座」無事、終了しました。24名のかたに参加していただきました。ありがとうございます。

全体の感想としては、今回参加してくださった方は、概してもともと発音レベルが高かったということです。中学の先生の集団、高校の先生の集団、と比べてもまったく遜色なかった、いやむしろ平均的な中高の先生に比べるとひょっとすると勝っていました。

これが小学校の先生の平均的な姿だとすれば、かなりバラ色だと思いますが、そうではないでしょう。トップ〇%の方々なのかとも思います。

やはり、こういう大学を会場とした学会的な催しで発音トレーニングに自主的に参加するとなると、ある程度は「腕」に覚えがあるけれども、さらに向上したい、という上位層が多くなるのでしょうか。本当の、まったく英語発音に自信がない、たぶん一番厚い層の方々の興味をいかにかきたて、会場に足をはこんでもらうか、というのが今後の課題かもしれません。潜在的な需要は大きいと思うので。

こんどは自前でこういうWSを企画して、小学校に出前する、なども考えていきたいと思います。

きょうは、全体としてはまずまずできている先生方でしたが、文になるとついthで舌を使わなかったり、bとvが一緒になったりというケースも多かったので、それを矯正して1ランク向上していただくお手伝いもできたと思います。

約30分の全体指導プラス約40分のグルグルを経て、ビフォアとアフターを比べてみると、あきらかに細部のレベルは上がったと思いますので、細かく分析してみるのが楽しみです。

参加者のみなさまありがとうございました。本日、意識すればできるようになった音が、それほど意識しなくともできるようにするのは、ご自分の今後次第です。子どもたちのために、ぜひ、頑張ってください。

また学生アシスタントの4名もお疲れさま。