今日は関西大学第一高等学校の第1学年の学年行事、英語暗唱コンテストに招かれて審査員をさせていただきました。
Steve JobsのStanford Commencement Address の three stories のそれぞれを、5人で分担して暗唱するというものでした。つまり、Connecting the Dotsを5人、Love and Loss を5人、Story of Death を5人のチームになって暗唱するのです。
10チーム合計50人が出場したのですが、彼らは各クラス内での予選を経て選抜されたベストメンバーです。つまり学年全員がJobsのスピーチのどれかの部分を自分のクラス内では練習し、選抜された生徒は本番のステージに立ち、選抜されなかった生徒は観客として応援する、という構図です。
そのように学年行事として授業の中に組み込むことで、学年全員の生徒を巻き込んでイベントを作り上げるご担当の先生の手腕がすごいと思いました。
MCも男子生徒が英語で、女子生徒がそれを訳した日本語で、と、英語イベントの雰囲気を維持しつつ、万人の理解も保証するという、ほぼ完璧な運営だったと思います。
優勝したチーム、個人賞を獲得した生徒たちの英語レベルはかなりのものでした。受賞の感想をきかれたときも、約半数の生徒が英語で即興での挨拶をしたのには舌を巻きました。
大学生も負けていられません。