「英語の授業は英語で」、は是非はともかく、させようとしていることは分かる/分かった。
が、今の Can-Do 騒ぎは、させようとしている事自体がよくわからない。
「うちの県は Can-Do 実施率が低いので、実施率を上げるためにテコ入れして云々」
などと、不毛な努力がなされているとのこと。
実施率って何? 何を実施している? Can-Doリストとやらを紙に書いて作った率?
意味はわからない、役にたたないけど、上がやれやれと騒ぐので、しょうがない、作っておけばいいか、的な先生も珍しくないのだろうと推察する。そして、中間管理職たる指導主事も、心のなかは似たり寄ったりのはず。
どんなに忙しくなっても、どんなに作業量があっても、それが意味のあること、生徒のためになることであれば、構わないし我慢できると思うが、意味が不明で、たぶん生徒のためにもならないだろうことで、自分の時間と労力をとられる先生方は、たまらないだろう。