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5/10/2015

サーフィス vs. サーフェス

お笑い芸人の春日俊彰さんが、フィンスイミングという競技の日本代表に決定したというニュースを見て驚いた。大したものである。

種目は「サーフィス」というものだ、という紹介で、あれ?と思った。スタート時を除いて水面に出ている泳法だということなので、明らかに surface であろう。調べてみると果たしてその通り。

何に「あれ?」かと言うと、surface の face 部分を「フィス」と表記するのに違和感を覚えたのである。

同じスペリングのマイクロソフトの Surface は、「サーフェス」と「フェ」表記をしている。

surface の face が、もともと 顔の face フェイス だということと、かつ a の部分の音は、日本語のイよりもややエに近いというふたつの理由で、私は

サーフェス

表記に一票を入れたい。

surface を、サーフィス

と表記するのは、

racket を、ラキット

と表記するのと同じくらい妙である。

発音記号が表す音をよく知らない人が発音記号を見た結果がこうなったように思われる。