今日はジャパンライムの撮影の帰りにスタバに寄ったのだが、そこでちょっとおもしろい出来事が3つ立て続けにおきた。
出来事1
まず、ラテを注文すると、女性店員が、マグでいいかと聞いたあとに
「素敵な帽子が似合ってますね。」
と注文と無関係なコメントを作り笑いとともに。
一瞬とまどったが、「あ、ああ、どうも。」と軽く返すとさらに
「あまり似合っている人がいないので、似合ってるなぁって。」
とまで言ってくる。
「ああ、それはありがとう」
と言って受取カウンターに移動したが、なんとなく釈然としない。
出来事2
マグカップでホットラテを受取り、若葉の風の心地よい店の外の席に陣取る。
二三人用の丸テーブルが4つほどと、10人がけくらいの長方形の大テーブルがひとつ。その大テーブルの一番はしに腰掛けた。スペース全体に、客は私以外には、丸テーブルに女性がひとりいるだけで、大テーブルは私だけ。
しばらくすると、通りを歩いてきた中国人とおぼしき若い男女のうちの男性が、英語で話しかけてきた。
私: Where are you going?
男性: Tokyo ユニワ City.
私:(なんかの地名だな。。) What city?
男性: Tokyo Yuniwa City.
私: ユニワ・スィティ.. Is that a shop?
この時点で、男性はこまったように地図を見せてきた。どれどれ。。。と見ると、なんと
Tokyo University
だったのだ。
教訓:こちらが想定しているアクセントやリズムと異なると、これほど簡単な単語でも理解できない。uniVERsity が、univer SITy となり、vがwになって uniwa SITy となっただけで、university と思えなかった。
出来事3
というやり取りを私が立ち上がって行っている時に、目の端に、目の前の席に誰かが座るのが見えた。上のやり取りが終わって東大を目指して中国人風男女が去っていったあと、あらためてよくよく見ても、目の前の席、私の向い合せの席に彼、イケメンの若者が座っている。
先程の状況、10人がけくらいのテーブルで、他には誰も座っていない、というのは変わっていない。彼と私だけが向かい合わせに座っている。。。 なんか妙だな。。
しばらく逡巡したが話しかけてみた。
日本人ですか?
ーー はい。
(ふとみると、首からパスのようなものを下げている)
スタバの人ですかね?
-- はい。休憩時間なんです。
なるほど。この状況でなんでそこに座ったんですか?
--え?
いや、こうやって他の席は全部空いているのに、そこに座るのは普通は日本人はしないかなって思ったので、外国の人かと。
--あ、不愉快でしたか?休憩時間はいつもこの席に座るんです。
ああ、なるほどね。
--他に行ったほうがいいなら。。。
いやいや。ちょっと、え?と思っただけで、大丈夫です。
(まあ、店員なら休憩時間といえど、他に空いているところがたくさんあるのに一人しかいない客の目の前に座るのはどうかとは、思うが、まあそういうやつもいるか。。)
(しばらく間があったが、たまたま店員ということなので、さっき気になったことを聞いてみようか)
じゃあついでにちょっと聞いて良いですか。
ーはい。
実はさっき、このラテを注文したら、店員の女の子が、「素敵な帽子ですね。」とか「似合う人が普通いないから。。。」と言ったんですよ。スタバのマニュアルには、「客が喜びそうなことを見つけて個人的な会話をすべし」というような条項があるの?
ーいや、それはないですね。お客さんが3人以上ならんだら、もうひとつ窓口をあけるとかいうのは在るんですけど。。
じゃあさっきの女の子は自分の判断で、そういうコメントをしたんですかね。逆に男性店員が女性の客にそういうこと言ったら、気持ち悪がられることもあるんじゃないかな。おじさんはそういうこと言うと嬉しいと思ったのかな。
(以下、会話は略。彼とは3〜4分は話した。)
以上が今日の3つのスタバ・インシデントだった。
個人的には出来事1の営業トークは好きじゃないな。あきらかに営業トークだし。
ちなみに帽子はこれ。