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7/26/2016

烈火のごとく怒る理由は

今日は英語科教育法の前期最後の授業だったが、数名、怒鳴りあげた。

何を怒鳴りあげたかというと、特定の発音を意識していないということについてである。

できないのは仕方ない。しかしできるのに無自覚でやらない者は許せない。

/ l / で、意識して舌先をしっかり歯茎に長めに接触させる、というポイントを何度なく教えてきたにもかかわらず、無自覚な発音をする者に対して、烈火のごとく怒った、のである。

以下、再現ドラマ:

お前、やる気はないのか?

あります。

じゃあ、いまのポイントは何だった?

Lです。

Lのポイントは何だ?

舌を歯茎につけることです。

つけようとしていたか?

いませんでした。

何でしないんだよ? あ~!? 何でお前はそうやって、自分の時間と周りの時間を無駄にするんだ?! 自分の口なんだから自分で責任もってコントロールしろや! なんで5メートルも離れた俺からお前の舌がついてない、なんて指摘されなければならないんだよ。自分の口なんだからきちっとやれよ。

LもRもわけがわからんやつに、大学の名前を背負って教育実習の教壇に立たせるわけにはいかねえんだよ。実習先の生徒に害毒だから。

半年やってんだから、いいかげんに学習しろや!!

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Lができない学生をこれだけの勢いで全員の前で怒鳴りあげる大学教員はたぶん日本で私だけだと思う。

この学生は今日の授業中を通じていじめたが、終わったあとやってきて礼を言っていたので、後期に期待したい。