今回たまたま同時に、私は青森に、淡路先生は鹿児島に。
折悪しく数日前に来た年中行事のギックリ腰。今回はそんなに重くないと高をくくっていたが、新幹線で新青森まで座り続けたのがまた悪かったらしく、五能線に乗っているときは直立歩行も困難で、いったん座ると立ち上がれず、列車から降りられないのではないかと不安になるレベル。7年前腕を折って大阪から東京まで新幹線で帰ってきたあのときの辛さが蘇る。
せっかくここまで来たが実習校訪問は無理か、とかなり本気で心配したが、今朝になると温泉パワーでなんとか歩けるまでには持ち直し、予定通り訪問を敢行。
諸般の事情で非常識にも8時前に学校についてしまい、その後、実習生の授業を2つ見た。たっぷり2時間以上は講評したので、6時間以上は滞在したことになる。しかも講評のためにずっと校長室を使わせていただいた。
周囲にコンビニも食堂もなく、14:50まで列車もないので帰れない状況を察してくださった校長先生が、思いがけず給食(美味しかったです)まで供してくださり、その上、挙句の果ては、歩くのがしんどいだろうからと、なんと自ら車で駅まで送ってくださった。本当に恐縮した。
肝心の実習生の授業も、青森まで来た甲斐が十分にあったと思えるもので、将来が大いに期待できそうである。
なんとか任務を終えてほっとしていたころ、鹿児島からも、なかなか工夫した授業で頑張っていた、という嬉しい情報が入った。こうして1900キロ離れた日本列島南北同時キャラバンは、どちらもまずまずの成功、というおめでたいトーンで終了することとなり、安堵とともに帰途についた。(でもやっぱり座っているとイテテテ。。。)