これは淡路先生から教えていただいているかとも思いますが、私からも念のため。
我々の恩師の若林俊輔先生はいつも「教科書カセットテープなど教室に持っていくな」とおっしゃっていました。もちろん今の時代ならCDと読み替えることになります。
その理由は、若林先生によれば「教科書テープというものは、生徒に聞かせるためのものではない。教員が練習するためのものである。授業に行く前に、教師自身が何度も何度も聴き込んで練習し、カセットとまったく同じ発音で、まったく同じリズムで、まったく同じイントネーションで肉声で言えるなってから、ずっと前からそうであったような顔で生徒の前に立って、肉声で授業する、そのための教師の自己研鑽用のものだ」からです。
私個人はCDを教室で聞かせるのは、それなりに活用法があるとは思っていますが、事前にネイティブ録音を教師が聴き込んで、「肉声でもまったく同じ(と言えるくらいの)質で言えるようになっていかねばならない」という部分は、若林先生の教えをそのまま君たちに伝えたいと、強く思っています。
いい加減なリズムやイントネーションを発する状態で、生徒の前に立つことが決してないように。
我々の恩師の若林俊輔先生はいつも「教科書カセットテープなど教室に持っていくな」とおっしゃっていました。もちろん今の時代ならCDと読み替えることになります。
その理由は、若林先生によれば「教科書テープというものは、生徒に聞かせるためのものではない。教員が練習するためのものである。授業に行く前に、教師自身が何度も何度も聴き込んで練習し、カセットとまったく同じ発音で、まったく同じリズムで、まったく同じイントネーションで肉声で言えるなってから、ずっと前からそうであったような顔で生徒の前に立って、肉声で授業する、そのための教師の自己研鑽用のものだ」からです。
私個人はCDを教室で聞かせるのは、それなりに活用法があるとは思っていますが、事前にネイティブ録音を教師が聴き込んで、「肉声でもまったく同じ(と言えるくらいの)質で言えるようになっていかねばならない」という部分は、若林先生の教えをそのまま君たちに伝えたいと、強く思っています。
いい加減なリズムやイントネーションを発する状態で、生徒の前に立つことが決してないように。