一つ感じることがあるので、メールしておきます。
とくに今の中学校の教科書は、英語のプロと授業のプロ、英語教師としてプロ中のプロ(大学教員と中学教員)が20人以上集まって、作っています。教科書本文の自然さや、活動・タスクの自然さについても、検討に検討を重ね、考え抜いて作ってあります。
だから、そこに指示してあるとおりに活動すれば、かならず水準以上の授業ができるように作ってあるのです。
ところが、今まで見せてもらった中学授業では、なぜか、教科書のタスクを忠実にこなそうというものが少ないように思います。
自分でゼロから考えようという姿勢は立派ですが、自分で考えた結果、力不足のため、不自然な英文を作らせたり、不自然な設定のタスクになったり、ということのほうが多いように思います。
もちろん教員として経験を積んでくれば、眼の前の生徒にもっとふさわしい、教科書に指定してある以上のタスクを、自分で作り出すことができますし、そのほうが望ましいです。
しかし実習生のレベルでそれは多くの場合難しいでしょう。
下手な考え休むに似たり。まずは教科書のタスクを読み込んで、その意図をきちんと理解するところから始めることを強く勧めます。
それが自分の力を過信しない、謙虚な姿勢でもある、と思います。
もちろん教員として経験を積んでくれば、眼の前の生徒にもっとふさわしい、教科書に指定してある以上のタスクを、自分で作り出すことができますし、そのほうが望ましいです。
しかし実習生のレベルでそれは多くの場合難しいでしょう。
下手な考え休むに似たり。まずは教科書のタスクを読み込んで、その意図をきちんと理解するところから始めることを強く勧めます。
それが自分の力を過信しない、謙虚な姿勢でもある、と思います。