LだRだと言うと、つづり字として l や r があれば、すべて同じlやrで同じように重要なのだ誤解している学生が意外に多いようで、注意が必要のようだ。
park などの r を グルグルでのチェックポイントにするのは、まったくの的外れである。
park などの母音の後の r は イギリス音では通常発音されないのだから、あってもなくてもよいのである。
むしろ変にr を入れてしまって、 perk のような発音をしてしまっているケースが非常に多い。
Lに関しても、all right や milk などの l は必ずしも舌先は歯茎に接触しない場合もあるし、音色も暗いから「オ」や「ウ」で事実上問題ないのだ。こういうLに関して、「舌をしっかり歯茎につけて!」と力説するのも、勘違いの産物である。
とりあえず、次に母音(字)が続く、音声的文脈、すなわち
RA RI RU RE RO
LA LI LU LE LO
のRとLに関してのみ、それぞれ、「舌を絶対つけるな!」「舌をしっかり長めにつけろ!」と力説したい。
なお、That's all. と、Lで終わって次が空白のようなときは、Lは「ウ」のような音で構わないが、同じ all でも次に母音が続く、All is .... のような文脈になると、はっきりとした LI の音が必要だ。