英語以外の方々との発音指導シンポジウムは初めての体験でしたので、面白かったです。
英語以外を教えている方々に対して、
「英語教育の分野では、今、発音指導は人気がなく、発音よりコミュニケーションだ、などという意味不明の言説が幅をきかせていて、ネイティブは『さまざまなノンネイティブ発音を許容する、今風の、心の広い、先進的な、politically correct なワタシ』がかっこいいと思っていることが多いので、そもそも発音を直そうとしないし、仮に直そうとしたとしても、いたずらにモデルを繰り返すことしかできない場合が多いのですよ」
と言うと、へぇ~、そうなんですか~ と呆れていたようです。
帯気音の指導に悩んでいたので、(帯気音と非帯気音の差によって異なる語になることがある)中国語の先生の指導法からは今後のヒントをいただくことができました。