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英語授業の心・技・愛 –小・中・高・大で変わらないこと–
靜 哲人(大東文化大学)
要旨:英語教師として教科指導にしっかりと軸足を置き、英語における音声の変わらぬ重要さを理解し、生徒をうならせる音声スキルを持ち、見せかけの「アクティブさ」を求めず、ICTに使われず、教科書本文を英語でも教えられる力を持ち、授業の本質は「訓練」であって指導者の最大の役目は「さらに向上するためのアドバイス=フィードバック」を与えることであると認識し、目の前の生徒たちが「授業前」よりも1レベル上がった「授業後」をむかえることを常に目指して授業をする… そんな先生が増えるのが、生徒たちのためだと考えます。
ü 教師としての軸足の置き方を間違えないようにしたい
「部活命」でいいのですか?
「部活命」でいいのですか?
ü 発音・音声を矮小化しないようにしたい
l と r の区別を軽視していいのですか?
日本語リズムの英語で通じやすいのですか? → 強勢拍リズムの指導ができるように
l と r の区別を軽視していいのですか?
日本語リズムの英語で通じやすいのですか? → 強勢拍リズムの指導ができるように
ü 英語でも教えられるようにしたい(が、しっかりと母語も活用したい)
単なる指示英語を超えて。本当に「文法」は英語で教えられないのですか?
単なる指示英語を超えて。本当に「文法」は英語で教えられないのですか?
ü アクティブラーニングを誤解しないようにしたい
アクティビティをやればいいのでしょうか? 教えない方がいいのですか?
アクティビティをやればいいのでしょうか? 教えない方がいいのですか?
ü ICTについて誤解しないようにしたい
poor teachingをICTが救うことがあるのですか?
poor teachingをICTが救うことがあるのですか?
ü 歌える英語教師でありたい
単なるリスニングや雰囲気づくりだけですか?
単なるリスニングや雰囲気づくりだけですか?
ü 褒めて育てる、の意味を誤解しないようにしたい
徒に褒めるのは素人でもできるのでは?「指導」しない「指導者」とは何ですか?
徒に褒めるのは素人でもできるのでは?「指導」しない「指導者」とは何ですか?
靜哲人(2009)『英語授業の心技体』(研究社)
靜哲人・正頭英和・小林翔 (2014)『英語授業の心・技・愛
–小・中・高・大で変わらないこと』(研究社)