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8/18/2017

汝の生徒を愛せ

今日、呼んでいただいた講演のレジュメです。

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英語授業の心・技・愛 小・中・高・大で変わらないこと
           
靜 哲人(大東文化大学)

要旨:英語教師として教科指導にしっかりと軸足を置き、英語における音声の変わらぬ重要さを理解し、生徒をうならせる音声スキルを持ち、見せかけの「アクティブさ」を求めず、ICTに使われず、教科書本文を英語でも教えられる力を持ち、授業の本質は「訓練」であって指導者の最大の役目は「さらに向上するためのアドバイス=フィードバック」を与えることであると認識し、目の前の生徒たちが「授業前」よりも1レベル上がった「授業後」をむかえることを常に目指して授業をするそんな先生が増えるのが、生徒たちのためだと考えます。

ü  教師としての軸足の置き方を間違えないようにしたい
「部活命」でいいのですか?

ü  発音・音声を矮小化しないようにしたい
l r の区別を軽視していいのですか?
日本語リズムの英語で通じやすいのですか? 強勢拍リズムの指導ができるように

ü  英語でも教えられるようにしたい(が、しっかりと母語も活用したい)
単なる指示英語を超えて。本当に「文法」は英語で教えられないのですか?

ü  アクティブラーニングを誤解しないようにしたい
アクティビティをやればいいのでしょうか? 教えない方がいいのですか?

ü  ICTについて誤解しないようにしたい
poor teachingICTが救うことがあるのですか?

ü  歌える英語教師でありたい
単なるリスニングや雰囲気づくりだけですか?

ü  褒めて育てる、の意味を誤解しないようにしたい
徒に褒めるのは素人でもできるのでは?「指導」しない「指導者」とは何ですか?

靜哲人(2009)『英語授業の心技体』(研究社) 

靜哲人・正頭英和・小林翔 (2014)『英語授業の心・技・愛 小・中・高・大で変わらないこと』(研究社)