立命館大学の杉森直樹先生が、LET関西支部通信 No. 51 の巻頭言におおよそ次のように書いているのを発見しました。(7月づけの記事なのでもう遅かったですが。。。)
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渡辺氏がミュージカル「王様と私」の稽古で、発音やプロソディについて、演出家などからセリフの指導を受けているテレビ番組を見た。
大変な努力をされている、という印象を持ったのだが、残念ながら初演後、現地メディアからは、渡辺氏の英語は聞き取りにくいという厳しい評価もあった。
番組を見て思ったのは、日本人である渡辺氏に(的確なアドバイスのできる)日本人の英語教師がついていればよりスムーズにセリフの英語をマスターできたのではないか、ということである。
日本の英語教育に置き換えてみると、「これこそが日本人の英語教師が果たす役割の一つではないか」と改めて認識した。
ネイティブからの指導を希望する学生が多いが、「英語学習上の困難点を知っている日本人の先生からの指導もまた重要であるということを理解してもらいたい」
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まったくその通りだと思います。