昔の(および今も一部の)英語授業は、スポーツに例えると、選手をグラウンドに集めてルールの解説ばかりをやっていたようなものである。プレーはほとんどさせない。
それが今は、ルールの解説だけではいけない、実際にプレーさせなければ、ということになったのはいいのだが、こんどは、選手にプレーをどんどんさせるだけで、そのプレーを改善するための技術指導は一切しない。
プレーを止めて技術指導をするのはなんだかタブーであるような妙な風潮だ。
どんなプレーをしても、Thank you! あるいは Good!
本当に「いい」のなら、英語の授業にいる必要はないのでは? ダメだから授業が必要なのでは?
指導者は指導しないといけないのでは?
笛を吹いてプレーを止める勇気を持つべし。
運動の部活では当たり前にやっていることが、英語の授業になるとまったくなされないという不可思議。