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5/27/2017

嘆かわSee!


これポスターが、スガスガスィー という発音を引きだして、音声遊びをしようとしているならいいのだが、おそらく、たんに スガスガシー という発音に、See を当てただけなのだろう。これでまた、see は (Cと同様に)シーと発音するのだ、と本気で思いこんでいる日本人が増えるのだろう。いや、もしかするとこのキャッチコピーを考えてひとも、本気でそう思っているのかも。。。 おそろSEE!

5/24/2017

楽しさは求めるべきか、求めざるべきか

先日見に行ったふたつの実習生の授業は見た目は対照的であった。

ひとつは(私からすると外面的な)楽しさを求めて次から次にゲーム仕立ての活動をおこなう授業、もうひとつはほぼまったく活動は行わず、写経のように板書を写させ、説明を聞かせるという授業。

アクティブ・ラーニング教の素人なら最初の授業に軍配を上げるのだろうが、結果的にその日の目標である言語形式がどの程度 learn されたか、という観点で採点してみると、どちらも100点満点で50点くらい。対照的な見た目とは裏腹に、同じような点数がつく。

指導案上のprocedureとして何をやった、やらなかった、ということでなく、今の活動でなにができるようになったか、ならなかったか、という視点が求められる。

50分終わったあとに、ひとりひとりの生徒が技能として何ができるようになっているのが目標なのか、その目標は達成されたのか、というスキル的なoutcomeを意識して欲しい。

というフィードバックはしたつもりなので、実習期間が終わるまでの軌道修正に期待したい。

体罰してますか?

む~

還暦がちかづいてきた今でも、寝ている学生の頭をスパン! 

くらいはやるかなぁ

手は使わないかもしれないが、適当な軽い物体で。

といっても、寝ている学生は200%いないので、仮の話になってしまうが。

いやいや、思い出すと、前の前の大学で、ペアワークを指示したのに、目の前でケータイをいじっていた男子学生の頭をベチ~ン!とたたいて、数秒間、ガチの睨み合いになったことが確かに一回あったな。

その前の勤務校の高専では、怒りの演技で学生の机を蹴り飛ばしたことがあった。(学生の身体には何も当たっていません。)

いやいや、そういえばピコピコハンマーも体罰じゃん!!

両唇音の指導のために、ぎゅっと唇をつまんで閉じさせるのも体罰だ!!

そして考えてみれば、座禅の警策も完全に「体罰」でしょ。「警策で打つという行為は、坐禅修行が円滑に進むようにという「文殊菩薩による励まし」という意味を持つ」(Wikipedia)だそうなので、学業、成長という修業が円滑に進むようにと行われる学校現場での「体罰」と基本的なベクトルは同じに思える。

生徒ときれいごとでなく取っ組み合った経験のない者による、「体罰は禁じられている、ゆえにやってはいけない」という思考放棄的な言説には説得力がない。

いま「禁止」されている「体罰」にも、いろいろある、絶対。根絶すべき忌むべき暴力も確かににあると同時に、魔女狩りの対象にすべきでない大切にすべきものも確かにある。

教員養成する教員がこういうことを言うこと自体が問題発言になるのであれば、それは時代がおかしいのでは?というのが私の正~直な感覚。

5/18/2017

「くぉらぁ、頭かち割ったろか!?」と学生に暴言を吐く大学教師

そんなこと言うのは、もちろん私。

そういうことが言える人間関係というのがとても楽しいし、大切にしたい。

だが、そんなこと言わなくてもいいように、しっかりやってくれよ、おい。。。


5/17/2017

LとRのミニマルペア、こんなにあるよ

きょうは、クライムが、climb(登る)と、crime(犯罪)では大違いだ、という話になりましたが、この他にも英語には、LとRだけの違いで別の語になるペアがたくさんあります。

クラウド cloud(雲) crowd(群衆)
ブランド bland (つまらない) brand(商標、ブランド)
ブルー  blue(青)  brew(酒を醸造する)
クラップ clap (手拍子)  crap(ガラクタ、クソ)
レイト  late (遅い)  rate(率、為替レートのレート)
レース  lace (レースのカーテンのレース)   race(競走)
フライト flight(飛ぶこと)   fright(恐怖)
フライ  fly (飛ぶ)  fry (フライを揚げる)
フリー flee (逃げる)  free (自由な)
ブルーム bloom(花が咲く) broom (ほうき)
ブライト blight (虫の害) bright (明るい)
リップ  lip (唇) rip (引き裂く)
ロイヤル loyal(忠誠心のある)  royal(王室の)
ロウ  low (低い) row (列)
ロー  law (法律) raw (生の)
ライト light (光) right (右)
グロウ glow(光る) grow (成長する)
コレクト collect(集める) correct (直す)
レイン lane (小道、ボーリングのレーン) rain(雨) 
リーダー leader(指導者) reader(読み手) 
レイザー laser(レーザー光線)razor (カミソリ) 
ルート  loot (略奪する) root (根) 
イレクション election (選挙) erection (性的な意味があるので、自分で調べてみてください)
ブリーチ bleach (漂白する) breach (違反)
ラン  ran (走った) LAN (ネットワークのLAN)
レッド   led (導いた) red (赤)
ラスト lust (欲望)  rust (さび)
レスト lest (~でなければ) rest (休憩)
リスト  list (リスト) wrist (手首)
ロック lock (カギ)  rock (岩)
ロット  lot (たくさん)  rot (腐る)
プレイ play (遊ぶ) pray (祈る) prey (獲物)
クルー clue (手がかり) crew (乗組員)
グルー glue (のり)  grew (成長した)
グランド gland (甲状腺などの腺)  grand (壮大な)
グラス glass (ガラス) grass (芝生)
フルート flute (楽器のフルート) fruit  (果物)

などなど。。。

慣れれば、違いが分かってきます。

Lはしっかりと舌先を歯ぐきに長めにあてる。
Rは舌先をどこにもつけない。

君たちは、全員、マスターしてください。

靜 哲人

5/16/2017

授業という私腹、じゃなく、至福

きょうの3コマも、楽しかった。どれもこれも、こんなに楽しくていいのだろうか、と思うくらい楽しい90分であった。生業がこんなに楽しいというのは幸せ者である。



5/15/2017

「have to の to は トゥーじゃないぞ、タ だ!」に見るアホらしさ

もうちょっとしばらく前の話ではあるが、書いておく価値はあると思うので書く。

○○サプリとかいうスマホで英語授業(いわく「神授業」(!))のテレビCMで、講師が、

have to の発音は、ハフトゥーじゃなくて、ハフタ だ。これで英語は聞き取れるように成る! I have to go!  アイ ハフ タ ゴー!だ。

的なことをドヤ顔で力説している、という場面があり、おもわず吹き出した。ナゼ吹き出したかというと、このカタカナ表記をそのままカタカナ読みして、

アイハフタゴー

とすべての音節・モーラをを力強く、同じ長さで発音しながらそういうことを言っていたからである。

言うまでもなく、have to の toは機能語だし、この文脈では弱形で発音されるので、カタカナ表記するなら、トゥー は多少ミスリーディングである。短く軽く、曖昧母音で、というのを教えるのは大切である。それを伝えるためにカタカナ表記で、「タ」とやるのもアリではあろう。「トゥ」でもよいと思う。

しかし表記はあくまで表記。本質は、この単語の音声が、(1)短くなり、(2)低いピッチになり、(3)母音の音価があいまいになる、ということである。よって、力強く、もろ明確な日本語の母音の音価を保ったママまで

タ!

と言っていたのでは意味がないのである。逆に

              
     ヘァ      
ア      f
       トゥ
                

的な発音をしながら、ならば、カタカナ表記はタでもトゥでもいいのだ。

こういう英語音声の伸び縮み(音節による長短・高低・音価の明確化あるいは曖昧化)についての一般的英語教師の基礎知識が本当に低いのだ、ということをこの○○サプリの神授業から読み取ることができた。

ついでに書くと、この講師は、あの前の授業CMでは、

on は上じゃない。接触だ。だから、on the wall も on the ceiling も onだ!

と力説するとき、バリバリカタカナで、  on za wall も  on za ceiling も ...! と言っていたのと同じ輩である。

その程度の音声軽視はその辺の授業の縮図なんだろうが、しかしあれを全国放送されるとねぇ。。

嘆かわしい。