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1/30/2012

発音なんて重視してないよ

「今度は達人に噛み付いてましたね」

「いや別に噛み付いてないけど、ちょっと思ったんで..」

「まあ、発音とかはあんまり優先順位が高くないんでしょうね」

「そんなんだろうね」

でも、英語自体がいまいちの「英語授業の達人」ってのもちょっと情けないだろ。

1/28/2012

授業の達人??

「英語授業の達人」たちの(なかの一部の)、英語の発音がショボイこと....

はあ~....

1/27/2012

リズムで体感! DVD発売しました。

ジャパンライム社から、DVDセット

リズムで体感! 重要構文 ~ABCから仮定法まで~

が発売されました。チラシはこんな感じ。




埼玉大の学生たちと私が、それこそABCから始まって入門期、中学校、高校の重要構文やスピーチ、ことわざどを、すべてチャンツ仕立てにして、ステップを踏んだり、腕立て伏せをしたり、縄跳びをしたり、正拳突きをしたり、ビリーズブートキャンプをしたり、と、めちゃくちゃ面白くてためになる映像満載です。



このまま自分の生徒に見せてもらってもいいですし、自分でこれを身につけて教室で演じてもらってもいいですし、コツをつかんで自分の教材から類似のチャンツを自作してもらってもいい、という柔軟な使い方ができます。


小学校から大学まで役に立ちます。

是非、ご覧下さい。絶対損はさせませんよ!

1/21/2012

英語ですすめる授業、ができるのは「レベルの高い」生徒だけか?

22年前の高2対象の all English 授業のビデオを見せたところ、

「やっぱり英語ですすめる授業ができるのは、もともとレベルの高い生徒が相手の場合だけだと思った」

という感想を書いた学生がいたので、授業履修者全員に送ったメール:



無責任なことを言わないでもらいたい。

誰がそのレベルの高い生徒を作るのか?

自分だろう。

自分の授業を通じて生徒のレベルを高くするのが教員の仕事だろう

ヒトサマの授業ですでにレベルを高くしてもらった生徒にしか英語を教えられないのか?

自分のあとに担当する教師が楽になるような、「レベルの高い」生徒を育てるのが、あなたの仕事だろう。

レベルの高い生徒に教師などは大して要らないのである。

レベルの低い生徒を高くするのが教師の主たる仕事なのである。

情けないことを言うな。

all English の授業をするのは難しくない。難しいのは、all Englishの授業をが成り立つように生徒を育てることだ。

そして、それは間違いなく、今現在、その生徒たちを教えている、自分の仕事なのである。

教科書本文をもっと英語で語ろう

教師の英語による語り聞かせ、の例


葉っぱのフレディの本文:

Spring came. Freddie, the leaf, was born on a branch of a tall tree.
Hundreds of leaves were born on the tree. They were all friends.
Together they danced in the breeze and played in the sun.

Daniel was the largest leaf and Freddie's best friend. He knew many
things. He explained they were part of a tree in a park. He also
explained about the birds, the sun and the moon.

Freddie loved being a leaf. Summer was especially nice. Many people
came to the park.

---

以下、教師の語り聞かせ (導入でも可能だし、確認ならもっと可能)

In winter it was very cold (といいながら寒いジェスチャー) but  little by little
(指で仕草) it got warmer and at last spring came.

One day, on a branch (といいながら枝の絵を描く) of a tall tree (木の絵を描く), a leaf
was born (絵を描く).  What color was the leaf?   Green.  Very light green.

His name was ... Freddie.   This is a story of Freddie, the leaf.

On that day, many leaves were born on the tree.   How many leaves?
Very many.   Ten?  More than ten.  fifty?  Much more than fifty.   One
hundred?   More!   Two hundred?  More.  Three hundred?   Maybe more.
Four hundred,... five hundred...... hundreds of leaves.    Hundreds of
leaves were born.

They knew each other very well.  Those hundreds of leaves were all friends.

Sometimes, the soft wind, the breeze came (と言いながら、身振りと口で、ヒュ~と表現).  In
the breeze, Freddie and his many friends danced together (といいながら、踊る)
On a sunny day, it was very warm, and they played in the
sun.(といいながら太陽を仰いで遊ぶふり)

He had many friends, and one of his friends was Daniel.  Daniel was
Freddie's best friend.  Daniel was very large.  Actually he was the
largest leaf on the tree (といいながら絵を描くか、ジェスチャー)

以下同様

1/09/2012

サンタがいる! vs. サンタはいる! (solution)

状況1

You won't believe who is in our chimney at this very moment. There is . . . a SANTA Claus!

状況2

A lot of people say that there isn't a Santa Claus.  They're are just ignorant..   Fact is ... there IS a Santa Claus.

状況3

A:  Where?  I don't see anything.
B:  THERE is a Santa Claus!!  Over there!  On the roof!

状況3はちょっと微妙で、このthereは単なる存在の there is のthereでなく、「あそこに」という副詞。なので、A Santa Claus is there. の倒置と考えられる。ただこうなると冠詞の a はちょっと微妙で、

THERE is Santa Claus!

あるいは

THERE is the Santa Claus!

というのも(たぶん)あり得るはず。

1/08/2012

サンタがいる! vs. サンタはいる!

英語教師が、

「サンタクロースがいます」



There is a Santa Claus.

と、

「サンタクロースはいます」



There is a Santa Claus.

と、

「あそこにサンタクロースがいます!」



There is a Santa Claus.

がどうして言い分けられないのかねぇ...

だから日本人の英語は何が言いたいのかわからないんだよ。

単に単語を羅列すればいいと思っているのだろうか。

1/07/2012

Thank you, deshita!

『新英語教育』をパラパラとめくったら、世界の英語特集ということで、いやな予感がしたのだが、案の定、

「日本人の英語なのだから、我々は

Thank you!

でなくて、

Thank you, deshita!

といったほうが気持ちが伝わるからよい」

と大真面目で書いている個所があり、おもわず噴き出した。

いっそのこと、日本人なのだから、語順も日本語方式を取り入れたほうが、日本人としてのアイデンティティを失わずに主体的に英語を使えるからいいのではないだろうか。

I love you.

ではなく、

I you love, desuyo!

のほうが、「気持が伝わる」はずだ。

いや、それだけでなく、日本語の要である、助詞も活用しない手はない。

I wa you wo love, desuyo!

う~ん、これはいい。気持が2倍以上伝わってる感じ。

いっそのこと、語彙も日本語を使ったほうが、さらに日本人としてのアイデンティティが強調されるからベターだろう。

Wahatahi wa anata wo labu labu, desuyo!

うん、これがベストだ。この日本人英語ならだれでも堂々と使って世界中の人と対等な気持で渡り合えるぜ。


Those who trumpet the gospel of World Englishes in Japan, those who seriously insist that we, Japanese, should deliberately and proudly speak English studded with Japanese phrases need to answer the question, "Then why use English in the first place? Why not proudly adopt Japanese grammar or even Japanese vocabulary when speaking English? That's the right thing to do as JAPANESE-speakers of English.  After all English is not THEIR language any more but OUR tool at our disposal." If you say you need to draw a line somewhere, say where and why?



1/06/2012

あ~ う~

英語の教員が、ほんの短い文を言うのに、途中で 「ア~」とか「ウ~」とか言ってるなよ!

山にこもって修業しろ!!

たどたどしい、へどへどへどへど、へどろもどろの英語を聞かされる生徒が、その英語の授業に憧れるわけはないし、英語がうまくなるわけもない。

ある程度のチャンクなら何も考えずに一気に言える、という基本的なトレーニングが絶対的に不足している。

昔ながらの Pattern Practice でもいいから、機械的かつ無味乾燥な反復練習を毎朝・毎晩100回でもやれ。

Train yourself to be able to produce oft-used chunks automatically--with clear pronunciation, of course--without consuming any of your cognitive resources.

You are being PAID to teach that language, for God's sake!

英語ですすめる英語の授業、は新しいの?

最近、学生に私が1989年にやった授業のビデオを見せたところ、

「『英語の授業は英語で行う』って、昔からあったんですね。なんか、感心したというか...英語で英語を教えるって、別に最近出てきたことじゃないんですね...」

と言う声があった。

「感心した」が失礼な物言いであるのは放っておくとして、その通りである。

英語で英語を教える、などというのは語研関係者はそれこそ何十年も前からやっていることであるし、新指導要領に関するドタバタには、

「何を今更....」

との感想を禁じ得ないはずだ。

GDM関係者だってそうだろう。

To those who have been teaching English in English (TEE) for ages, the recent fuss over TEE should be nothing more than something only to scoff at.  "Are you living in the 19th century?"

Happy New Year! VS. A Happy New Year!

この件については、すでにいろいろな人がブログにも書いているようですが、まだまだ浸透不足のようなので、屋上屋を架すことにします。

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季節柄、授業のネタに:



年賀状に A Happy New Year!

と書いてしまった人はいませんか?

実はそれは間違いなんですね。

正しくは、Happy New Year!

と冠詞をつけません。

冠詞をつけるのは、I wish you a happy new year.  などと言う時です。

その場で、クリスマスおめでとう!

というのは、Merry Christmas!

なのに、文のなかでは、(歌にもあるように)

We wish you a merry Christmas and a happy new year!

などと、a をつける、のと同じですね。

そういえば、

Happy birthday!

Good morning!

も、

A Happy Birthday!

A Good Morning!

とは言いませんね。

でも、It was a very happy birthday.  は言うでしょう。

客観的に、時間的にも離れた感じで言うのが、

.... a happy new year ...

で、

その場、その時、めでたい! という感じで言うのが

Happy New Year!

なんでしょうね。

1/01/2012

アワード

どうして awardが「アワード」として定着してしまうのだろう。

だれが最初に「アワード」としてしまうのだろうか。