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4/24/2014

Fができずに涙

何度グルグル回ってきても、Fができない(=上唇が連動して動いてしまうので☓を連続してもらう)ので、最後の最後まで一つもマルがもらえずで、いつしか目が赤く腫れてきて、途中退出してから戻ってきた彼女は、そのうち必ず、笑う。

5/11セミナー あと12名です

定員まであと12名ですので、参加を検討中の方は、お早めにどうぞ。


4/23/2014

『英語指導技術ガイドQ&A』が出版されました

英語指導技術ガイドQ&A: 授業の悩みにこたえる26のレシピ 一般財団法人 語学教育研究所 (2014/4/24)

が出版されました。私も発音指導について書いています。是非御覧ください。


Q:手書き文字̶生徒にはどんな文字(書体)を教えればいいでしょうか。
手島 良(武蔵高等学校中学校)

Q:オーラル・イントロダクション̶そもそも何のためにやるのでしょうか。
小菅和也(武蔵野大学)

Q:授業中の音読の声が出ません。声を大きくさせるコツはないでしょうか。
久保野雅史(神奈川大学)

Q:気をつけて指導しているつもりなのですが、生徒の発音がどうもうまくなりません。どうしたらよいでしょうか。
靜 哲人(大東文化大学)

Q:Classroom interactionということが、いまひとつ分かりません。授業の最初に、軽い会話を生徒と交わすようにしています。生徒は質問に答えてはくれますが、Yes かNo か、または1、2 語で答えてくれればよいほうです。どうしたら活発なやりとりができるでしょうか。
小泉 仁(東京家政大学)

Q:Story Retelling を始めたいと思っているのですが…。
山本良一(関西大学中等部・高等部)

Q:高校での指導は原則英語で行うということは、日本語は禁止ですか。
蒔田 守(筑波大学附属中学校)

Q:子どもが英語を使いたくなるようにするためには、どんな点に気を付けて指導するといいでしょうか。
久埜百合(中部学院大学短期大学)

Q:生徒に多読をさせたいのですが、どうすれば効果的に実施できますか。
藤井昌子(文教大学)

Q:中学1 年生に基礎語彙を教えるにはどうしたらいいですか。
八宮孝夫(筑波大学附属駒場中・高等学校)

Q:授業で扱ったテキストを定期試験の読みの問題に出しているのですが、生徒も内容がわかってしまっているので、これでは内容理解のテストにならないように思えます。どうしたらいいのでしょうか。
根岸雅史(東京外国語大学)

Q:グループ・ワークを導入したいと考えているのですが、どのような点に注意する必要があるでしょうか。
向後秀明(文部科学省初等中等教育局教育課程課・国際教育課(国際教育政策研究所教育課程研究センター)) 

Q:読解の前にオーラル・イントロダクションを聞いて内容を理解する授業で、果たして自力で文章を読む力はつくのでしょうか。また、オーラルイントロダクションをしさえすれば、力はつくのでしょうか。
久保野りえ(筑波大学附属中学校) 

Q:暗唱で英語の力はつくのでしょうか。
小菅敦子(東京学芸大学附属世田谷中学校) 

Q:日本語訳を使わないで英単語の意味を教えるにはどうすればよいですか。
砂谷恒夫(都立忍岡高等学校) 

Q:今年度から中学校の教科書が厚くなったのですが、最後まで教え切ることができるか不安です。
田島久士(東京都大田区立糀谷中学校) 

Q:外国人教師とのTeam Teaching の効果的な指導法はありますか。
櫻井 譲(関西大学中等部・高等部) 

Q:今年度赴任した民間人校長に「英語の授業は英語で」と指示され、周りの先生がたは困っています。ところが私はいわゆる帰国子女で、1 時間中英語で授業をすることは、日本語で英語の授業をするより楽です。でも、生徒は私の英語がよく理解できないらしく、半分ぐらいが授業開始後10 分ほどで寝てしまいます。たまに、英語で質問しても反応はほとんどありません。どうしたらいいのでしょうか。
四方雅之(成蹊中学・高等学校) 

Q:これまで定期試験では和文英訳のような問題は出題していますが、まとまりのある自由作文のようなライティングはやらせたことがありません。単なる英訳ではなく、自分の言いたいことを英語で書けるかどうかを見るためにもそのような問題を取り入れたいのですが、なかなか決心がつきません。どうしたらいいでしょうか。
淡路佳昌(東京学芸大学附属世田谷中学校) 

Q:授業の中で、どのような点に注意して英語を聞かせていったらよいでしょうか。
海崎百合子(田園調布雙葉小学校) 

Q:授業改善に取り組もうと思っていますが、なかなか踏ん切りがつきません。どうしたらよいでしょうか。
松本剛明(久喜高校) 

Q:中学校の教員ですが、本年度は同じ地域の小学校で外国語活動も担当しています。中学校でも小学校でも授業にコミュニケーションゲームを取り入れており、児童・生徒が教室内を楽しく動き回って会話をしていますが、ゲームでの勝ちを意識するあまり、ターゲットの表現を避ける児童・生徒が1割くらい存在します。どうしたらよいでしょうか。
及川 賢(埼玉大学) 

Q:オーラル・イントロダクションのスクリプトと視覚資料の準備が出来た後に何かやっておくことはありますか。
江原一浩(筑波大学附属高等学校) 

Q:外国語活動ではゲームをしなければならないのでしょうか。
粕谷恭子(東京学芸大学) 

4/19/2014

どこで舌を出すの?

また新たな学年が始まり、初対面の学生たちとの授業が始まって2週間。

毎年のことだが、基本的な音の出し方を初めて教わって戸惑う学生が多い。

nothing を、nussing と発音する1年生に、「舌を出す!」と言って舌を前歯につけているのを見せてやると、グルグルの次のラウンドには、

nussingth

のように、ナッスィング を言ってから最後に舌を出すのに苦笑。

「タイミングが遅い! thで出すんだよ!」

中1から高3まで、一度もまともに教わらなかったのだなぁ。スペリングと音の基本的な対応を。

4/18/2014

5月11日(日)セミナーやります

第2回 『英語授業の心・技・体』グルグル実践セミナー

好評のうちに終了した「グルグル実践セミナー」の第2弾です。前回来そびれた方を中心に是非どうぞ。

時間 12:40 受付開始 13:00 セミナー開始

正頭先生の講座は新しい内容で、私の講座は内容は同じですが新しい題材で、行う予定です。

場所は前回と同じ、大東文化会館です。前回、間違えて大東文化大学キャンパスに行った人がいましたが、落ち着いてよく場所を確認してください。

お申し込みは、

http://kokucheese.com/event/index/158515/

まで。

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現職の方に限らず、教員志望者・学生の方の参加も歓迎です。 

※「第2回」の内容は、「第1回」の内容と一部重複します。 

受付 12:40 – 13:00 

講座1 13:05 - 13:45 「体感メソッド」 
講師:正頭英和(立命館中学校高等学校を経て、現在立命館小学校) 

「なるほど!」と思えば、生徒はどんな活動にも積極的に取り組むようになります。そのためのキーワードは「体感」です。様々なことを体感すると、人は納得します。その具体的方法を学級経営などのお話も含めながらご紹介させていただきます。 

講座2 13:55 - 14:35 「絶対・実技評価力」 
講師: 小林翔(都立千早高校を経て、現在都立白鴎高校) 

教えっぱなし、活動させっぱなしでは指導の効果がわかりません。この講座では、目標を持った指導と評価の一体化について、教師自身の振り返り、生徒の振り返りの両面から「指導と評価の一体化の方法」についてお話しします。 

講座3 14:45 - 16:25「英語教師のためのグルグル発音実技」 
講師:靜 哲人(大妻多摩中学校などを経て、現在大東文化大学) 

教員になってしまうと他人から発音を直してもらう機会はほぼゼロでしょう。しかし「教え方」云々は「きちんとした英語」が発音できてこそ。この講座ではグルグルメソッドでじっくり発音向上のお手伝いをさせていただきます。 

閉会 16:25 - 16:30

4/13/2014

ARELEに、小学生対象の英語音節指導の実践報告が掲載されました

お世話になった関係者の方々、どうもありがとうございました  m(__)m 。


靜哲人(2014). 小学生に音節を「感じさせる」試み
An attempt to teach elementary school students to “feel” English syllables
全国英語教育学会紀要 ARELE 第25号, 331-346.

Abstract

Eight fourth graders were taught English for a total of 13 hours over 4 successive days. Instruction focused on guiding the children to learn to correctly pronounce and write a range of materials that included common everyday words, songs, and rhymes. All through the activities, the children were encouraged to pay attention to the number of “chunks,” or technically syllables, each word consisted of. This was done by inviting them to mimic the instructor when he, while pronouncing a word, bent his fingers, stamped his feet, or swayed his body, expressing its syllable nuclei. At the beginning of Day 1 and also near the end of Day 4, the same test was given in which students were presented with the recorded pronunciation of 9 words, without any orthographic information but with photographs that clearly conveyed their meanings, and were required to answer in a multiple-choice format how many “chunks” they felt constituted each word. The words tested were not among those practiced in the learning phase sandwiched between the two testing phases. Wilcoxon signed rank tests indicated that the percentage of words correctly syllable-counted were significantly higher in the post-test than in the pre-test; the effect size turned out to be large. 


4/11/2014

一巡して天国

新しい年度の授業が、ほぼ一巡した。

今年も、どの授業もまた、天国のように楽しくなりそうである。

それは1時間目からグルグルをしたから。

4/04/2014

指導主事のイメージを変えよう

mature students だったもと「教え子」が一挙に数名も、赤紙に召されて、指導主事に。

こうなったからには次のような典型的な指導主事のイメージを変えてもらいたいし、変えてくれると信じている:

■英語は下手くそだし、できない。

■授業は下手なので、率先垂範はしないし、できない。

■発音も下手くそだが、これでもいいんだ、と開き直る。

■研究授業に対するコメントも、指導要領に照らしてどこがどうの、という話ばかり。聞くに値するコメントはゼロ。

■生徒のことを思っているのでなく、指導要領を順守させることだけを考えている。

■それでも以前は教師だったのか?とつっこみたくなるくらい、教育者でなく、悪い意味での公務員。

指導者である教師の指導者なのだから、指導主事は英語は一般教員より格段にうまく、授業も格段にうまくなければ、そして何より、生徒への愛情がほとばしるのが感じられるようでなければ、仕事にならないはず。

率先垂範すべし。期待しています。


嵐を吹かせろ

年若くして、拠点校に抜擢され、嵐を吹かせます、と。

ガンバレ。

4/03/2014

269名の素晴らしい学生

今年の新入生、269名、全員大切に育てたいと思います。

みなさんは素晴らしい大学に入学しました。なぜ素晴らしい大学かと言うと、みなさんが入学した大学からです。 
大学の本質、実体は、建物でもキャンパスでもありません。 
あなたがた学生ひとりひとりと、私たち教員ひとりひとりの集合体が大学です。 
あなた「と」大学ではありません。 
あなた「が」大学です。 
あなたたちとわたしたちが素晴らしければ素晴らしい大学ですし、そうでなければそうでない大学です。 
力を合わせてさらに素晴らしい大学にしていきましょう。

JACET ジャーナルにVELC Test の論文が掲載されました

JACET Journal No. 58 に、

「日本人大学生のための標準プレイスメント・テスト開発と妥当性の検証」
靜 哲人・望月正道

が掲載されました。

VELC Test の開発の経緯を説明し、実施データから読み取れるテスト(得点)の信頼性や妥当性を、ラッシュモデリングや SEM など、さまざまな角度から検証したものです。

是非、お読みください。

Abstract
This paper reports on the development and validation of a new English placement test specifically designed for Japanese university students. After discussing problems with EFL placement tests currently used at tertiary institutions in Japan, the paper describes the concepts, specifications, and development process of the new test. It then presents the results of validation attempts based on the response data collected from a sample of 1,800 Japanese EFL learners. The main findings are: (a) the test exhibits a very high Rasch person reliability of .94, with its items well targeted for the intended population; (b) the test consists of items with quite a wide range of difficulty and those difficulties are invariant across sub-samples; (c) the test produced substantially different mean scores for the 18 institutions at which the participants were enrolled; (d) the test exhibits a high criterion-related validity against the TOEIC(R) test, predicting 68% of its total score variance; and (e) the test data show the best fit to a three-factor correlated model. The paper concludes with the interpretation that the evidence gathered illustrates the validity of the new test.


Key words: プレイスメント・テスト, テスト開発,ラッシュ・モデリング,妥当性,構造方程式モデリング (SEM)


4/02/2014

教員なのに no show

30名限定で、キャンセル待ちもいたセミナーで、何の連絡もなく当日になって現れなかったのが、3名。

何があったにせよアカンでしょ。

それで教師か?

こどもに何を教える?