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9/06/2015

音符のルビと、英単語のカタカナルビ

楽譜には極力、ドレミなどのカタカナふりがな(?)をつけないように、というアドバイスを、ネット上の複数のサックス講師がしているのに出くわした。

「Gentle山本」先生曰く、どうしても不安であれば、楽譜をコピーしてそれにふりがなを付け、しかし演奏のときはふりがななしの本来の音符のみのバージョンを見て演奏し、どうしてもわからない時だけ、あんちょことしてふりがなバージョンを見た方がよい、とのこと。

なるほど。。。 

このアドバイスを聞いた直前に、 Summer time の楽譜に ミ ド ミ ... とフリガナをつけたばかりだったので、恥ずかしくなり、あわてて消した(フリクションなので。)

そして思ったのは、英語とのアナロジーである。

楽譜にドレミを書き込むのと、英語にカタカナルビをふるのと、共通点があるのかもしれない。

初心者はルビが必要である(というか、欲しがる)。しかし、いつまでもルビそのものを見ていては、上達しない。徐々に、ルビを助けとしつつ、英単語自体、さらに言えば、つづり自体を見て、そのつづり自体が表す音を想起できるようになることが、上達の意味である。

楽譜でもおそらくしかりであって、最初はルビを見つつも、徐々にオタマジャクシだけを見ながら 瞬間的に音を想起できるよになることが、上達なのであろう(おそらく)。