まずはこちらで文字で簡潔かつ適切にまとめてくれています
YouTubeのショート動画でも紹介してくれています。
ありがたいです。
発音ザムライ、ジャパリッシュ英語教師を斬る! 寄るな触るな、触れなば斬らん! 斬り捨て御免で御意見無用! (Part of the Caption by Courtesy of Madame Satoh)
ある意味で典型的な授業だった。
生徒の音声クオリティに対してまったくフィードバックせず、野放しな点が。
段取り・構成自体はよいのだが、最後の発表のあのクオリティがすべてを物語っている。
いっと・いず〜・いんぽーたんと〜・ふぉお・みい〜・とぅ〜・ぷれい・ばすけっとぼーる。
拍手パチパチパチ
全然拍手するようなクオリティではない。あれで教員として満足なのか?こころから拍手できるのか?あれでよい教員ならば、それでも良い。それならもう私は何も言う事はない。だいたいそういう教員は日本中にごまんといるのだから。そういうダメ教員がひとり増えるだけだ。その結果日本中にどういう英語が溢れているかは言うまでもない。
私個人はあれが嫌なので、あれをなくすすために40年間やってきたし、いまもやっている。
これまで教科教育法やらゼミやらで3年間、いろいろな手法を教えてきたはず。
ポンポンパタンも教えた。
It is important は、oooOo for meは oO(もしくはoo) to eat sweetsは oOO
最近は、oを小(しょ) Oを大(だ〜い)と言わせる練習もやっている。
It is fun for me to bake bread.は、
ooOoOoOO (あるいは ooOoooOO)なので、
しょしょだ〜い、しょだ〜い、しょだ〜いだ〜い (小小大 小大 小大大)と言わせた直後に、「それと同じリズムで」と言って、t is FUN for ME to BAKE BREAD. と言わせる、などやっている。
手の上下動をつかって、ピッチ変化を示すこともやっている。
importantの、O(つまり音節)の数を聞く(oOoだから3).そういう小さな問、クイズを常に繰り返す。そうすると母音挿入をしているから正解できないのだ、といことがわかってくる。
生徒の発話にはつねに、いつでもどこでも、にこやかに、ときに厳しく、つねに、フィードバックしなければダメだ。変えたいなら。変わらなくてもいいならほっておけ。でも変えたいならフィードバックしろ。私は変えたい。だからフィードバックする。
いつフィードバックすればいいか? いつでも、だ。一斉リピートの時。ゲームをやっているのを巡視しているとき。インタビューを巡視しているとき。いつでも、だ。ひとりひとりの発話が耳にはいって、いっと〜 いず〜 というのが耳にはいったら、いつでも、違う!本当は〜だ、というフィードバックをしなければだめだ。
歌と同じ。カラオケと同じ。メロディが違う。音程が違う。そういう意識をもたせるのは教員しかできない。他の生徒がみんな「いっといず〜」と言っているとき、ひとりだけ英語らしい発音をすることは、心理的にできない。
だから、みんなが英語らしい発音をしよう、という雰囲気を作り出せるのは教員だけ。それが教員の最大の責任だと私はずっと考えている。
そのイズムを受け継いで欲しいのだ。
少なくとも「しずかチルドレン」には。
ハードディスクを整理していたら、以前ブログに一旦書いた後に削除した(らしい)文章が出てきた。もう記憶が定かではないが、教育実習の訪問指導に行き、そこで聞いた出来事に憤慨してブログにアップしたが、当該の実習生が特定されて差支えがあるかも、と思い直してお蔵入りにしたようだ。しかし自分で記憶が薄れたくらいなのでもう少なくとも5年はまえだろうからもはや差し支えはないので、ここにアップする。自画自賛だが、今見直しても、なかなか良いことを書いていると(私は)思っている。
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★正しい音読を身につけるための完全ガイド
音読は、効果的な英語学習法の一つとして広く知られています。多くの方が一度は挑戦した経験があるでしょう。しかし、音読の効果を十分に得るためには注意が必要です。発音やイントネーションを軽視した自己流の練習では悪い癖がついてしまい、話しても相手に伝わらなかったり、リスニングで苦労したりすることになりかねません。本書は、発音やイントネーションを徹底的に重視し、正しい音読を身につけるための本格的な「教科書」です。
――本書の構成――
序章 あなたの英語力は音読に表れる―音読でわかる5つの能力
音読には、なぜ学習者の英語力が表れるのかについて、文法力、読解力、語彙サイズ、フォニックスの感覚(英単語への慣れ)、発音力とリスニング力の5つの能力の観点から理解を深めます。
・Point 1:文法力が、だいたいわかる
・Point 2:実は読解力も結構わかる
・Point 3:語彙サイズが、だいたいわかる
・Point 4:フォニックスの感覚(=英単語への慣れ)が、だいたいわかる
・Point 5:発音力はもちろん、リスニング力も推測できる
第1章 音読のための基礎トレーニング
本格的な音読トレーニングの前に、9つのレッスンで基礎的なトレーニングを行います。最短期間で効率的に音読をものにするための準備として、英語の「要注意ポイント」を確認します。
・Lesson 01:音読で文法構造を表現する
・Lesson 02:音読で情報構造を表現する
・Lesson 03:余分な母音を入れるのを避ける
・Lesson 04:子音と母音をリンキングする
・Lesson 05:子音と子音をリンキングする
・Lesson 06:日本語にない子音を身につける
・Lesson 07:発音できる母音の種類を増やす
・Lesson 08:子音連結に慣れる
・Lesson 09:リズムとイントネーションを整える
・音読トレーニングの10ステップ
・カナ・英文字併用発音表記について
第2章 対話文の音読
日常的な7つの場面での対話文を取り上げました。対話に使える数多くの表現が含まれていますので、積極的に覚えるようにすると良いでしょう。
・Lesson 10:レストランにて/注文をとるウェイトレスと客
・Lesson 11:観光案内所にて/宿を探す客とスタッフ
・Lesson 12:散歩にて/散歩の道順を決める父と娘
・Lesson 13:お店にて/プレゼントを探す客と店員
・Lesson 14:オフィスにて/コピー機の不具合を解決しようとする同僚
・Lesson 15:スポーツクラブにて/希望を伝える客とトレーナー
・Lesson 16:病院にて/検査結果を伝える医者と患者
第3章 スピーチの音読
5つの名演説を題材として取り上げました。良いスピーチとは、初めて聞く聴衆にも内容がよく理解され、メッセージがよく伝わるものです。原稿を見ないで全文が言えるようになるまで練習を繰り返すのが理想です。
・Lesson 17:盲目者のための騎士になって欲しい/ヘレン・ケラー
・Lesson 18:最も輝かしい時と言われよう/ウィンストン・チャーチル
・Lesson 19:難民を尊重せよ/緒方貞子
・Lesson 20:航空学と女性/アメリア・イアハート
・Lesson 21:すべての子どもに食を/デイビッド・ビーズリー
第4章 物語の音読
子ども向けの童話から大人向けのシリアスな小説まで、5つの名作を取り上げました。物語の音読は、対話文やスピーチの音読とはまた違った味わい深い作業です。文章が描き出している状況や情景を、情感豊かに音声で表現してみましょう。
・Lesson 22:ピーターラビットのお話/ヘレン・ビアトリクス・ポター
・Lesson 23:星の王子さま/サン・テグジュペリ
・Lesson 24:老人と海/アーネスト・ヘミングウェイ
・Lesson 25:華麗なるギャッツビー/スコット・フィッツジェラルド
・Lesson 26:1984年/ジョージ・オーウェル
第5章 テストと音読
4つの英語テストのスピーキングセクションを題材として取り上げました。これらのテストでは、文法力、語彙力、背景知識等を総動員し、設問に沿った内容を短時間で構成する総合力が問われますが、そのうえで作り上げた解答を英語らしい音声で発表できる能力が重要です。そのような音声力を日頃の音読練習で養っておくことが大切です。
・Lesson 27:英検 準1級
・Lesson 28:TOEICテスト
・Lesson 29:TOEFL iBTテスト
・Lesson 30:IELTS