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3/19/2017

学割っturu?から学ぶこと

しばらく前から流れているSoftbank のCMに出ているジャスティンビーバー。(手首や首から入れ墨が見えて不快極まりないようなタレントをよくCMに使うな、というのはともかく)英語教員としてこれは使えるな、という材料が。

「学割ってる」(Gakuwatteru?)  というセリフを言ってくださいと言われて撮影したのだろうが、周りの日本人出演者の「ガクワッテル」と明らかに異なって彼だけ、「ガクワットゥル」と言っている。

これはつまり、GAkuWATteru というストレスパタンだと英語話者は、unstressed syllable の母音はあいまい母音のシュワになる、というか、かreduced vowel でなくfull vowelとして発音するのができない、ことの表れである。

「君たちは、ガクワッテルとすべての母音をはっきりと発音できるが、ジャスティンはガクワッテルとは発音できない。それは英語では、単語のなかのすべての母音をはっきりとは発音せず、ストレスのあるなしで、まったく母音が変わってしまうからだ。君たちが、そこから学ぶべきは、英単語ではストレスのない音節は、思い切り、あいまいな母音で発音するのが英語らしくきこえるコツだ、ということだよ」