ほぼ初めて、今年度 non-English-majorのクラスを教えている。4月から4ヶ月奮闘したが、いまだに悩みのタネは、教師の後について読ませるコーラスリーディングでも、どうモデルを強勢拍リズムで提示しても、どうなだめてもすかしても、コーラスがどうしても音節拍リズムに近く、かつややデレ〜と聞こえるようなリズムで準ボー読みになるのを脱出させきれないことだ。
で、最近トライしているのがこれ。「周りに合わせなくていいよ。周りの声は放っておいていいから、自分のベストの読み方で!」という声かけだ。
これは実証しなくてはならないが、コーラスで読む時は、ある生徒の口から出る英語は、耳から同時に聞こえてくるクラスメートの英語に合わせようという作用が瞬間的に働いているのではないだろうか。その結果、集団のなかでもっとも「遅い」あるいは「一本調子の」読み方に全員がアラインしてしまう、そういう現象が起こるのではないだろうか。
ということなので、バズのときだけではなく、スタンダードな Repeat after me.のときにも、上の声掛けが有効なのではないか、と思いついた。まだ検証中だが、なにかこの方向に真実が隠れているような気がする。