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6/07/2016

教育実習生に告ぐ

下手でもいい。下手なのは当たり前。

段取りが少しくらいおかしくてもいい。多少、手順が前後しても大差はない。

他の何はなくてもいいから、これだけはきちんとやってもらいたいこと。

それは、きちんとした即時評価、きちんとしたフィードバック、きちんとしたアドバイスだ。

コーラスで言わせたら耳を澄ませ。

個人を指名して言わせたら、きちんと聞け。

とてもよかったら、とてもいいからその調子で、それを忘れないように、と言え。

ほとんど良いけれど、惜しい点があったら、その惜しい点だけ修正すれば良くなると言え。

全然ダメなら、全然ダメだ、何がどうダメなのか、何を意識してやるべきなのか、言え。

ダメだったら、もういちどやらせろ。

もういちどやらせてダメだったら、さらにもういちどやらせろ。

それでもダメだったら、そのままではダメだ、とはっきり言い、次の生徒に移れ。

ダメなクオリティと、よいクオリティがどういうものなのかを、本人はもちろん、周囲の生徒にもはっきりわかるように言え。

もっとうまくなるにはどうしたらいいか、はっきり伝えろ。

それだけきちんとできれば、あとはとりあえずはどうでもいい。

逆に、その部分がないならば、あとはなにがあってもなくてもどうでもいい。