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5/24/2017

楽しさは求めるべきか、求めざるべきか

先日見に行ったふたつの実習生の授業は見た目は対照的であった。

ひとつは(私からすると外面的な)楽しさを求めて次から次にゲーム仕立ての活動をおこなう授業、もうひとつはほぼまったく活動は行わず、写経のように板書を写させ、説明を聞かせるという授業。

アクティブ・ラーニング教の素人なら最初の授業に軍配を上げるのだろうが、結果的にその日の目標である言語形式がどの程度 learn されたか、という観点で採点してみると、どちらも100点満点で50点くらい。対照的な見た目とは裏腹に、同じような点数がつく。

指導案上のprocedureとして何をやった、やらなかった、ということでなく、今の活動でなにができるようになったか、ならなかったか、という視点が求められる。

50分終わったあとに、ひとりひとりの生徒が技能として何ができるようになっているのが目標なのか、その目標は達成されたのか、というスキル的なoutcomeを意識して欲しい。

というフィードバックはしたつもりなので、実習期間が終わるまでの軌道修正に期待したい。