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9/28/2018

250人の授業で大切なこと

各位

今日の知の森はお疲れ様。答案回収整理を手伝ってもらい、大変助かりました。どうもありがとう。

実は今日の授業では、教科教育法を取っている君たちには、内容もさることながら、それと同時に私の授業運営(Classroom Management) を見てもらいたいと思っていました

つまり250人を超える大教室で静謐(せいひつ=しずか)な学習環境を生み出すための戦略、テクニック、ということです。大人数の授業は場合によっては私語が多くなり、真面目な学生には耐え難い状況になることもありえます。

しかし、真面目な学生が学習に集中できる教室環境を作り出すのは、教員の責任であり、教員にしかできないことです。他の誰にもできません。教員の仕事であり、教師の義務なのです。

上から押さえつける感じで運営するばかりがよいことではないのですが、とりあえず靜な環境を作り出すのはとても大切なことです。授業内容が生きるのは、それがあってのことで、それがないならばどんなに素晴らしい教材を用意しても無駄になってしまいます。

そういう環境を作り出すために、講義のなかに発問を挟み込む形をとり、なるべく退屈しないように、手を動かさざるを得ないようなシステムを工夫したのは、理解してもらえるかと思います。

今日は大教室での大学生を相手にした話でしたが、「本当は真面目な気持ちはあるけれどついつい安易なほうに流れてしまう集団」をうまく統制する、というのは中高の教室にも共通する、非常に汎用性のある話だと思います。

200人くらいの学年集会を司会するときにも通じることです。

今日の学生としての経験を、私がいた「教師」の立場を想像しながら振り返り、教職を履修している学生としての視点から再体験し、将来に役立ててもらえればと思います。