英語授業で早口言葉は基本的には不適切だ。
tongue twisters というのは定義上、通常のスピーキングは不自由なくできる母語話者でも「舌がひねれる」ような難しいフレーズや文、である。
それほど難しくない単語も満足に発音できないノンテイティブが挑戦するにはもともと不適切なフレーズなのである。普通のスピーキングでL、R、V、Bの切り替えすらまともにできない人間が、まともにできるはずがない。
事実、今まで見た英語授業関係、あるいは英語イベント関係での早口言葉イベントは、生徒に挑戦させ、ひどく滑稽な結果になったのを、みんなで「あははははは!」と笑って、はいおしまい。あ~英語って楽しいなあ...
というものばかりだった。
もちろん、早口言葉に挑戦させるのはいい。
だが、挑戦させるなら、かならずできるようになるまで導け。
そうでないなら時間の無駄だからやめろ。もっと基本的な練習をしろ。
Tongue twisters basically do not have a place in an EFL class. They are by definitions sentences or phrases that even native speakers, who have no difficulty pronouncing ordinary phrases, need to twist their tongue to say them right. There is no way non-native learners of that language can get them right without making great efforts. Those efforts would be better spent on getting ordinary phrases right.