library, vocabulary, ordinary, temporary などの単語がうまく発音できない英語教師は珍しくありません。
問題はいずれも、語末で、...rary ..lary ... nary .. rary にあります。
これらの部分を、チョコチョコと早口で、ラリー ラリー ナリー ラリー と発音するから上手くいかないのです。(Rでミスる場合が多いですね。)
辞書で発音を確認してみましょう。これらの語尾は、いずれも最後から2番目の音節に、secondary stress がくるのがわかります。secondary stress も大ポンにすると、
ordinary なら、OoOo (あるいは OOo)
vocabulary なら、oOoOo
という感じです。
そこで、イメージを変えてください。
library は、ライブラリー でなく ライブ・レーアリ
vocabulary は、ヴォキャブラリー でなく、ヴォウケァブ・レーアリ
ordinary は、オーディナリー でなく、オーディ・ネーアリ
temporary は、テンポラリー でなく、 テンポ・レーアリ
と、いずれも、中黒(・)の直後の第2強勢音を、落ち着いてすこし引き伸ばしてみると、うまく行きます。
rary
lary
nary
rary
を落ち着いて、レーアリ、レーアリ、ネーアリ、レーアリ、と言えばよいのです。(R/Lはもちろんきちんと)
RとLは単体では発音できる人も、チョコチョコと発音するなかでイマイチになるようです。
secondary stress の部分で落ち着いて、きちんと伸ばし気味にすることで、本来の発音力が発揮できると思います。
試してみてください。自分で自信がでたら、生徒たちにも。