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4/02/2018

学生向け<了解しました、はエラそう>

つい書いてしまう

「了解しました」

ですが、意識しておかないといけないのが、これは

「了解する(=承認する・認める)、了解しない(=承認しない・認めない)の選択肢のなかで、了解する、ほうを選択しました」

というニュアンスがある、やや上から目線、あるいは対等目線の言葉だということです。自分に了解する/しないを決める権利がある、という前提を背景としていることばだからです。

たとえば、AさんがBさんに、結構負担になるお願いをして、「悪いけど、了解してもらえるでしょうか?」とAさんが言うのに対して、Bさんが「いいでしょう。了解しました」などというときにも使われる表現です。

なので、基本的に目上の相手に対する応答としては避けた方が良い、ということになっています。後輩と同輩にだけ使います。(ビジネスマナーとしてです。ネットで調べてみて。)

ではどうするか。

「承知しました。」

ですね。これは下から目線の言葉です。「うけたまわりました」ということですから。「かしこまりました」になると、さらに下から目線になります(が、学生が普段使うには、過度にへりくだりすぎ/過度にフォーマルな印象があるかもしれません。)

また、ビジネスではなく日常のシチュエーションであれば、

「わかりました。」

もOKです。これはニュートラル目線です。

就職活動を始める人もいると思いますので、上記、頭に入れておきましょう。

面接されているときに、「了解しました」なんて言ったら印象悪いよ。