きょう、中学3年生の授業の初日でした。4クラス連続。
前にも書いたように、
https://sites.google.com/site/zukesdownloads/downloads/slides
にある入試の長文を加工してワークシートをつくりました。
クラスはすべて40人。
やり方の説明と、長文全体の音声をTTSで流しながら最小限の説明を日本語で加え、
ターゲットになっている12のセンテンスの一斉音読練習+Read and look up
ここまでで約15分。
で、ここからクラスを男子と女子(ほぼ同数)に分け、女子はグルグル、男子はフリップ。
女子は全員立って教室のまわりぐるりに立ち、男子は自分の机でフリップライティング。
今回のグルグルの新機軸は、初めて1文全部いっきにグルグルではなく、
「息継ぎグルグル」
を始めたこと。つまり、
That's why the men still wear kilts / at old-style dances and on
national holidays.
をいっきに言わせるのは無理でないにしても、ものすごく時間がかかりすぎるので、スラッシュで0.5秒だけチラ見してよい、ことにしたことです。
16分たったところで男女交代。次の16分は男子がグルグル、女子がフリップ。
やはり、最初にフリップをしてあとにグルグルをやったほうが、グルグルが有利のようであったので、毎週、男女の順番は変えようと思います。
で、終了! と宣言して、全員席にもどり、点数を集計し、フリップグルグルシートのほうだけを回収。
ほぼ計画通り、うまく行きました。
やっぱりフリップとかグルグルのように、「ひとりひとりが何か具体的な作業、タスクをせざるを得ない状況」というのは、いわば、
chemistry-proof
つまり、クラスやグループの雰囲気がたとえどうであってもそれに影響されない(されにくい)
ということが改めてよく分かりました。クラス全体はガヤガヤうるさく練習をし、グルグル初体験にも拘らず、
やった~!
よっしゃ~!
という例のガッツポーズが沢山でていたし、終わった後には
めっちゃ疲れる!
という声もでたし、
先生、来週の分はあらかじめもらえないんですか? もらえれば準備してきます!
というので、
じゃあ、あとで来週分を配るよ、というと、
やった~! 親切~! めっちゃやるきになった!
などという発言もあり、思惑通り、
大変で、忙しいけど、やる気になる授業
だという第一印象は与えることができたようです。
やってみての課題は、16分で、20人だと、おおよそ7~8周回くらいしかできないので、たとえ全部合格したとしても、グルグルは満点にならず、また、下の方にある文はグルグルの練習する時間がないことでした。(ただし、フリップのほうは、16分で12センテンスはほぼ適性な数、だと判明)
そこで、来週からはフリップは12センテンス全部やらせるが、グルグルのほうはあらかじめ最もやらせたい6センテンスを指定しておき、まずはその6センテンスををやらせよう、と思います。